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笹生陽子『ぼくらのサイテーの夏』

ぼくらのサイテーの夏
ぼくらのサイテーの夏
笹生 陽子
[階段落ち]という危険なゲームをした罰として小学校最後の夏休みをプールそうじでつぶすことになった。ぼくと栗田。“ぼくらのサイテーの夏”はこうしてはじまった。

笹生陽子作品を読むのは、これで3作目。
だけど今まで読んだ作品の中で、この作品が一番好き(*^^*)。
サイテー、だけどサイテーじゃなかったぼくのひと夏の物語。
読み終わって、思わず鼻の奥がツーン。
こんな風にベタベタしすぎず、だけど心の距離だけがぐーーんと近づいていく
男の子同士の友情っていいなあ。
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author: 七生子
作家さ行(笹生 陽子) | permalink | comments(0) | trackbacks(0)
 
 

笹生陽子『サンネンイチゴ』

サンネンイチゴ
サンネンイチゴ
ある朝、学校一のトラブルメーカーが、となりの席に座っていた…。くだらない日常、灰色の毎日、やることなすことカラ回りのあたし。が、いつのまにか友情の三角関係の中にいた。14才のホンネ小説。

内心いろいろ思う事があっても、なかなか口に出して言えない小心者の私、
森下ナオミは中学2年の女の子。
家でも学校でも、居心地の悪さを感じていたナオミの生活が一変するのは、
学校一のトラブルメーカー、金髪の柴咲アサミが隣の席に座ってから。
マスコット盗難事件マスコット盗難事件に巻き込まれたことから、
思いがけない交流が始まり、それが結果として引っ込み思案なナオミを
ひと回り成長させることになる、、、。

いつもよりちょっとだけ勇気を出せば。そして自分から変わろうとすれば。
大丈夫。きっと、変わることができるんだ。
そんなメッセージをヒシヒシと感じる、読み終わって
心がぽっと温かくなるような成長物語。
ありがちな物語かもしれないけど、ナオミの内面と現実のギャップは面白いし、
なんと言っても、ナオミが日々感じている鬱屈には、感情移入しっぱなし。
思春期の女の子の複雑な感情を、リアルに描いているところが良かった。
「笹生陽子」という作家へ対する関心が、ますます高まったかも。
全著作読破目指して、頑張ってみようかな♪
author: 七生子
作家さ行(笹生 陽子) | permalink | comments(0) | trackbacks(0)
 
 

笹生陽子『ぼくは悪党になりたい』

ぼくは悪党になりたい
ぼくは悪党になりたい
僕はエイジ、17歳。父親は不在、奔放な母と腕白な異父弟・ヒロトと3人で平凡な生活を送ってる。毎日家事全般をこなす高校生が「平凡」かは疑問だが。ある日弟が病気で倒れたのを境に、僕の日常が少しずつ崩れて…。

「マジメないい子ちゃんはもう止める!悪党になって人生踏み外してやる!」
そう決意したエイジ17歳のささやかな「反抗期」を、優しい眼差しで描いた物語。

題材自体はさほど目新しさを感じないのだけど、エイジの周囲の人間ったら!
ひとクセもふたクセもある個性的な人、人、人。人ばかり(汗)。
シングルマザーで子供そっちのけ、仕事に恋に奔放に生きる母親に、
モテモテのクセにヴァーチャルな愛に転んだロリおたの友人・羊谷でしょ、
羊谷の恋人の座から転落。何とか振り向かせたいイマドキの女子高生アヤに、
そして中学生の分際で、精子提供者となった杉尾さんでしょ。
「生きたいように生きている」(エイジ談)彼らに、
嘘臭くない妙なリアリティがあって。
現実からさほど乖離していない感が、エイジのぼやきともども
私にはとても面白く感じた(*^^*)。

シングルマザーな母親をまるで否定しないエイジが少し不可解だったけど
ラストで父親の存在、そして自分の存在をも肯定できて良かったと思いまする。
p.178〜p.185に、ちょっと胸キュン(笑)。心がじんわり温かくなる。
母親のような恋が、恋の相手が、エイジくんにも訪れるんでしょうか(*^^*)。


期待せずに読んだけど、想像以上に面白かった♪
他の作品も探して読んでみるつもり。
author: 七生子
作家さ行(笹生 陽子) | permalink | comments(3) | trackbacks(2)
 
 

どこまで行ったらお茶の時間

本を買うのも読むのも借りるのも大好き!
とにかく本が好きな私七生子が、読了本の感想など綴ってます。
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