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石井睦美『白い月黄色い月』

白い月黄色い月
白い月黄色い月石井 睦美
講談社 2006-01
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酔生夢死。なにも価値のあることをしないまま、ただ生きていたというだけの人生。ぼくの人生はまさしく酔生夢死じゃないか…。児童文学者がミステリアス・ワールドに挑んだ、じぶんを見失った少年が再生するまでの切ない物語。

私が初めて読んだ石井睦美作品は、とても幻想的でミステリアスな雰囲気の物語でした。
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author: 七生子
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後籐みわこ『ぼくのプリンときみのチョコ』

ぼくのプリンときみのチョコ
ぼくのプリンときみのチョコ後藤 みわこ
講談社 2005-11
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晴彦は若森西中の2年生。クラスメイトの志麻子と幼なじみの真樹を誘って、アミューズメントパークへ出かけた。しかし、その夜から、志麻子と真樹にある変化が…。ふたりの抱えるヒミツにどうする晴彦?

「チョコって何?プリンって何?」
不思議に思いながら読み始めて、なるほどねと納得。
ココロとカラダは別物!?
心に反して、つい暴走してしまう思春期の性をテーマに描き切り口が面白く、
一風変わった青春小説になってます♪
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author: 七生子
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湯本香樹実/植田真・画『わたしのおじさん』

わたしのおじさん
わたしのおじさん
いつか、わたしは思い出すだろう。遠い昔、はるかな草原をあなたと旅したこと−。せつなさと希望にみちた、始まりの物語。

低い雲のすきまからのぞく薔薇色の空と、見渡すかぎりの草原。
そこで私が出逢った青いシャツの男の子は、コウちゃん。
わたしのおじさんなのだった…。
物語の舞台となる場所がどこなのか分ったら…
今の私の状態がアレだからなおさらなのかもしれないけど、
冷静に読めなくなってしまった。感極まって涙腺がゆるみっぱなし(涙)。
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author: 七生子
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椰月美智子『十二歳』

十二歳
十二歳
今確かにここにある、十二歳のリアリティ。放課後のポートボール、いじめ、寝たきりのおばあちゃん、親友、教科書の落書き…。十二歳の私は、悲しいくらい変化していく。講談社児童文学新人賞受賞作品。

鈴木さや、十二歳。木成小学校の6年生。
子供でもない大人でもない「十二歳」の少女の
今まさに変化していく1年間を、丁寧に描いた作品である。

とっても素敵な小説だった(*^^*)。
私自身の「十二歳」はあまり楽しくなかったけれど、
もう一度「十二歳」をやり直してみたいなって思ったぐらい。

エピソードの一つ一つがきらきら輝いているよう。
特に教科書のエピソード。
思わず鼻の奥がツンとするぐらい、私の琴線に触れまくり。素敵だなあ。
今の私が十二歳だったら、絶対に真似したのに。残念!!
(椰月さんご自身のエピソードが反映されているのかしらん?)

他のYA作品とひとあじ違うなと感じたのは、
心だけがどんどん成長して行って、現実の「十二歳な私」とのギャップに
苦しむようすを、丁寧にすくい上げて描いているところ。
10年後、20年後、さえはどんな女性になっているのかしら。
自分の信じた道を、まっすぐに進んでいるのかしら。
余韻が残るラストが印象的だ。
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author: 七生子
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梶尾真治『インナーネットの香保里』

インナーネットの香保里
インナーネットの香保里
梶尾 真治, 鶴田 謙二

乙一は「切なさの達人」かもしれないけど、
梶尾真治という作家もまた、「切なさの達人」だよなあ。
この作品を読み、そうつくづく実感した私である。
(そうじゃない系列の物語もありますけどね^^;)

「エマノン」コンビが青い鳥文庫fシリーズから贈るのは
“超能力者と家出少女の不思議な九州への旅”。
次々と二人へ襲いかかる、恐ろしい追っ手の魔の手を振り切って、
無事目的地である白鳥山の“あの場所”へ辿り着けるのか、、、。
スピーディーな展開の二人の冒険に、手に汗握りながらハラハラドキドキ。
でも、なんとな〜く途中でどうなるのか判っちゃうの。大人だから(苦笑)。

しっかし、さすがは梶尾真治。
そう簡単には物語を終えさせません。
物語の最後の最後に、
ちゃーんと大人の鑑賞にも耐えうるような心洗われる、
とても美しい美しい結末を用意しているのだ。
ええ。不意をつかれて、思わず涙がこぼれちゃいましたとも。うるうる。


巻末の、はやみねかおるさんによる<解説>もまた絶品(*^^*)。
「一ファンとして、カジシン作品の魅力を語る」がいいですね〜。
はやみねさんにもオススメされたし(笑)、
積読中の『ドグマ=マ=グロ』に『黄泉がえり』、『泣き婆伝説』を
読まなくっちゃ!!

author: 七生子
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子供の頃に読んで、いまでも心に残っている本(TB企画)

天の車

本好きPeopleのトラックバック企画に参加します。

小学校の図書室には、大変お世話になりました。
今から考えると、古い本ばっかりだったし、大して冊数も多くなかったけど、
今ここにある“本好きな私”の基礎的部分は、
ぜーんぶこの図書室で創られたんだと思う。

思いつくままに。
『ガラスのくつ』(ファージョン)、全集に入ってた『クォ=バディス』、
漫画まじりの『エジプト十字架のひみつ』、『長くつ下のピッピ』に
「赤毛のアン全集」。
そして、なんと言っても『天の車』(上種ミスズ)!!
タイトルを見る度に、図書室のお気に入りの場所−ベランダと本棚の隙間−で、
カーテンのホコリの匂いを嗅ぎながら、読書したあの頃が甦ってくる。

数年前に、懐かしい思い出の本を、文庫版ながら入手。
「確か「天の車」ってトンでもないモノだったのよね…」と
さっそく記憶との参照作業。と。ガーン。ぜんぜん違うじゃーん(汗)。
(そう。「天の車」をリヤカーだと、思い込んでたのよね^^;)

物語は“ギリシア神話に始まり、古代ヨーロッパを舞台に民族の争いを
壮大なスケールで描いたSFファンタジー”で、講談社児童文学新人賞受賞作。
作者の上種さん、あと1作しか書かれていないのが、とても残念。


反対に「子供の頃に出会わなければ良かった」本は、『宮澤賢治童話集』。
本好きの父が「いい本だから読め!」と『坪田譲治童話集』と共に
購入してきた本で、小学2年の頃には、もう家にあったと思う。
今見ると、司修さんの手になる装画がとても美しく、
子供向けにしてはよく出来ている本なのだけど、いかんせん、私は幼かった。
半ば読書を強要されたというのもあるんでしょうが、

「宮澤賢治=怖い」

と、刷り込まれてしまったようで(苦笑)。
違った出会い方をしていれば、もっと好きになれたかもしれない>宮澤賢治。
そう、私は宮澤賢治が苦手なの(笑)。

author: 七生子
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サラ・スチュワート文/デイビッド・スモール絵『エリザベスは本の虫』

 エリザベスは、ものごころついたときから本のとりこ。
 読んで、読んで、読みふけった本の数々…。
 大人になって気づいたときには、家の中はどこもかしこも本だらけ。
 ためらうことなく、エリザベスがとった行動とは?



本好きな人、必読の絵本…かも(苦笑)。
うひゃひゃ。本を読んで読んで、ただひたすら読み続けるエリザベスの姿は
まさしく本好きを通り越して、重度の活字中毒状態。
「本の虫」とはよく言ったものだ。
「インプットするばかりでアウトプットはしなかったんだろうか?」とか
「家庭教師だけで、ホントに生計を立てられたの?」とか
幾つか疑問に思った点があったけど、ま、所詮は絵本ですから(苦笑)。

“家中が本だらけになっちゃった。さて、エリザベスはどうしたのか?”
その顛末が知りたくてリクエストして読んだのだが。
うーむ。思っていたより面白くなかった、かも(苦笑)。
っていうか、このエリザベスという人物、
実在した人物なんじゃないだろうか?という疑問がフツフツと。
「読書は好き。だけど読み終わった本には執着しない」ところ!!
見習わなくてわと思いますですはい(汗)。
本読み友達と仲良く暮らす老後というのも、なかなか悪くない…かも
)。

ダンナ曰く「他人が書いた本をひたすら読む人生。だけどそれは
本当に自分の人生を生きたことになるんだろうか。
もっとちゃんと自分の人生を生きろよ!と言ってやりたい」。
私曰く「いくら本が好きだからといって、私はここまでひどくないわよ!!
良かったわね〜。私に感謝しなさい。えっへん」。
さあ、あなたの感想はいかに(笑)?


サラ・スチュワート文/デイビッド・スモール絵『エリザベスは本の虫』アスラン書房
author: 七生子
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どこまで行ったらお茶の時間

本を買うのも読むのも借りるのも大好き!
とにかく本が好きな私七生子が、読了本の感想など綴ってます。
ドンナ・マサヨの悪魔 六本指のゴルトベルク 遠くの声に耳を澄ませて 恋細工 ジョーカー・ゲーム きりこについて 山魔の如き嗤うもの (ミステリー・リーグ)