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畠中恵『つくもがみ貸します』

4048737864つくもがみ貸します
畠中 恵
角川書店 2007-09
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江戸の片隅、姉弟二人が切り盛りする「出雲屋」。鍋、釜、布団、何でも貸し出す店ですが、中にはちょっと妙な品も混じっているようで……妖怪たちが引き起こす騒動の数々、ほろりと切なく、ふんわり暖かい連作集。

畠中恵さんの新作は、「しゃばけ」シリーズと『まんまこと』を
足して割ったかのようなテイストの「妖+人情話」。
そして生き生きと江戸の町の情景、人々の暮らしぶりを描き出しているところが、
相変わらず上手くて、とても読ませる。
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author: 七生子
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畠中恵・柴田ゆう『みぃつけた』

4104507067みぃつけた
畠中 恵 柴田 ゆう
新潮社 2006-11-29
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ひとりぼっちで寂しく寝込む幼い一太郎が見つけた「お友だち」は、古いお家に住み着いている小さな小さな小鬼たち。ちゃんと仲良くなれるかな? 「しゃばけ」シリーズから飛び出した、ビジュアル・ストーリーブック。

ご存知病弱若だんなと鳴家たちとの初めての出会いを描いた
可愛らしい「しゃばけ」絵本。
プレゼントにぴったり!
けど、誰もプレゼントしてくれないから、私は私にプレゼントしたけどね(涙)。

JUGEMテーマ:読書
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author: 七生子
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畠中恵『アコギなのかリッパなのか』

アコギなのかリッパなのか
アコギなのかリッパなのか畠中 恵
実業之日本社 2006-01-14
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21歳の大学生・佐倉聖は腹違いの弟を養うため、元大物国会議員・大堂剛の事務所に事務員として勤めている。ここに持ち込まれるのは、大堂の弟子にあたる議員からの様々な問題。飼い猫の毛の色が変わる謎、後援会幹部が何者かに殴打された事件の始末、宗教団体へ入信の秘書が寄進した絵画の奪還…などの厄介ごとに関わった聖は、元不良の負けん気と機転の利く頭で、センセイ方顔負けの“解決”を成しとげてしまうのであった―。昔は不良だった事務員が、元大物代議士のもとに持ち込まれる陳情、難題、要望から、その裏にある日常の謎を解決する現代ミステリー。

「しゃばけ」シリーズが有名な畠中恵さんの現代モノ。
以前読んだ現代モノがイマイチで(感想)、
「やっぱり畠中恵さんは「しゃばけ」シリーズがいい!」と再認識したものの、
この作品は面白かった〜♪
引退した大物政治家大堂の事務所「アキラ」に勤めてる単なる事務員佐倉聖が、
事務所に持ち込まれるトラブルを見事解決していく、日常の謎系の連作ユーモアミステリです。
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author: 七生子
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畠中恵『ねこのばば』

ねこのばば
4104507032畠中 恵 新潮社 2004-07-23
売り上げランキング : 2,634
おすすめ平均 star
star今日も元気に寝込む若旦那のほんわかストーリー。
star「いやその、若だんな。何で太らないのかといわれてもねえ……」
starおなじみのシリーズ第3弾!!
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あの若だんながグレちゃった? 身体が弱くて繊細で、正義感あふれる若だんなと、頼りになるけど、ちょっとトボけた妖怪たちが繰り広げる、愉快で不思議な人情推理帖。「しゃばけ」シリーズ第3弾。

「ワタシ、再読はしない主義なんですの」堂々と公言してたような気がするけど、
10月になっての私の読書は再読ばっかり(苦笑)。
ま、いいよね。面白いんだもん。
流行りモン追って読書するだけが読書じゃないし、私は私が読みたい本を読むよ!
という訳で畠中恵さんの新刊『おまけのこ』を読んだら、
たまらなく再読したくなって借り出して、即再読しちゃった『ねこのばば』である。
(こんだけ頻繁に読み返すんだもん。やっぱり購入して手元に置こうかなあ)
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author: 七生子
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畠中恵『おまけのこ』

おまけのこ
4104507040畠中 恵 新潮社 2005-08-19売り上げランキング : 1,214
おすすめ平均 star
starちいさいおはなし
star今回も面白かった!
star今回も期待通り面白かったです!
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鳴家(やなり)が迷子? そのうえ若だんなが吉原の娘と駆け落ちだって? そりゃ、大変だっ! 愉快な妖怪人情推理帖。「しゃばけ」シリーズ第4弾。『小説新潮』掲載に書下ろしを加えて単行本化。

ご存知、若旦那と妖怪たちがおくる“愉快な妖怪人情推理帖”
「しゃばけ」シリーズの第4弾。

今作品でも、物語の基本コンセプトである

“江戸の怪異を、虚弱体質の若だんなが妖しを従えずばり解決っ!
 時には人情モノでほろり泣かせます”

は健在。
けれど、人情モノで「あぁ」しみじみほろりさせる話の方が印象に残ってます。
珍しく今回は、剥き出しになった人間の悪意にぎょっとする部分が少なくて、
若旦那の優しさと妖怪たちが醸し出すほんわかした雰囲気がとても心地良く、
いつまでも作品世界に身も心も委ねていたいのぉ、そんな作品ばかりでした。




印象に残ったのは、
「え?あの若旦那が吉原で花魁と遊んでその上、禿と駆け落ちですって!」
さりげなく織り込まれている当時の吉原事情も興味深く切ない「ありんすこく」に、
甘やかされてはいるものの、機微に敏く他人の痛みが分かる若旦那だからこその
「こわい」も、何ともいえない複雑な余韻が後々まで残って、印象的。
それゆえに妖怪なんですけどねー。心を砕いてしまう若旦那の優しさに泣けちゃいます。
でも、この作品集のイチオシは鳴家のけなげさ勇敢さとかーいらしさに
心臓どきゅーんと打ち抜かれてクラクラしちゃった「おまけのこ」でしょう!
白くて、ふわりと柔らかく光っている「お月様の玉」をつい欲しがったために
とんでもない冒険の旅に出ることになってしまった鳴家(*^^*)。
我が家にも一人ぐらい遊びに来ないかしらん♪きゅわきゅわぎゃいぎゃい。
ラストシーンがものすごくいい。心が和んじゃいます。ああ。
その他の収録作品、あの屏風のぞきが人気急上昇しちゃうかも!?の「畳紙」も、
幼少の若旦那の友情の思い出「動く影」も良かったです。
「動く影」は“お江戸版都市伝説”で、
それに立ち向かうちびっこ探偵団の活躍ぶりのなんと勇ましいことか!

今頃気がついたんですが、収録作品の内容を反映したカバーイラストなんですね!
お椀に乗った鳴家がいるぅ!鳴家のパンツをずり落ろしてるのは於りんちゃんかな?
鳴家が白塗りの厚化粧してるぅ!ひぃ、可笑しすぎ。つい大笑いしちゃったわ。
他の作品のカバーイラストもそんな仕掛けがあるのかしら?
ぜひぜひ確かめてみたい〜。
そして「畳紙」で再登場(たぶん)したお雛ちゃんの初登場話も。
何巻収録の何というお話でしたっけ?ああ、もうすっかり忘れてるわ(苦笑)。
またシリーズの最初から再読しちゃおうかしらん。

ところで、映像化決定の話はどうなったのかしら???
author: 七生子
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畠中恵『とっても不幸な幸運』

とっても不幸な幸運
とっても不幸な幸運
ちょっとひねくれているけれど、料理自慢で世話好きの店長のいる酒場にクセモノ常連客たちが持ち込んだ「とっても不幸な幸運」という名の缶。缶の中にあるのは「災い」? それとも「幸せ」? おそるおそる開けてみたら…。

百円ショップで売っている「とっても不幸な幸運」という缶を開けると、
幻影など、不可解なものが現れ、と同時に、何かが動き始める。
その結果もたらされるものは「不幸」それとも「幸運」?
でも何がどう転ぼうとも、缶を開けた者はとんでもない騒動へと巻き込まれ
目を背けていた事柄と向かい合わなければならなくなるのだ。

ものすっごく排他的な「酒場」という名前の酒場を舞台にした、
“雨降って地固まる”な、ファンタジック・ミステリー。
ミステリではあるものの、謎解きの興味でぐいぐい読ませる物語ではなく、
キャラクタの魅力と人情話で読ませるタイプかな。
クセモノ揃いの常連客が次々と「酒場」に持ち込むとんでもない騒動に、
しぶしぶケリをつけるのが、店長なんだけど、、、
この人がまた、常連客以上に胡散臭く荒っぽくて…かなり魅力的だったりする。
常連客と胡散臭い店長とのやり取りが愉快で楽しくて(笑)、
まるで自分もその場に居るかのような居心地の良さを感じるお話でした。

連作集で、全部で6編(プラス序章と終章)が収録されているんだけど、
私の好みは第6話「敬二郎は恋をする」。
缶の中にあったモノは、、、、、、。
でも、その結果もたらされるモノが不幸であっても幸運であっても、
運命の輪を回さなければ、何事も始まらないのだ。

いつ行っても変わらずにある「酒場」は、存在そのものが家族みたい。
一見客お断りのちょー排他的な酒場だけど、できることなら行ってみたーい!
行って店長が作る熱々のチーズシチューが食べてみたいわ〜!
更なるトラブルのお話もぜひ読みたい!続編、希望です。
author: 七生子
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畠中恵『ゆめつげ』

ゆめつげ
ゆめつげ
江戸は上野の端にある神社で神官を務める粗忽な兄としっかり者の弟。兄に夢告の能力があるという噂を聞きつけて舞い込んだのが、大店の行方不明の一人息子の行方を占ってほしいという依頼だったのだが…。

いかにもな設定に、『しゃばけ』シリーズのほんわかコミカルな雰囲気を
期待して読むと、拍子抜けして驚くかも(←私がそうだった^^;)。
「夢告の能力がある兄・弓月」という設定は、と〜っても美味しいと思うのに、
物語の背景となるのが動乱の幕末のせいなのか、
『しゃばけ』シリーズからほんわかコミカルな要素を抜き出してしまったような
シビアでシリアスかつ血生臭いお話になってます。
うう。笑いの要素がほとんどなかったのが、読んでいて辛かった(涙)。
「行方不明の一人息子探し」の人情話の部分が、読み進めるうちに
どっかに飛んでいってしまったのも、残念(汗)。
ネタバラシにつき、以下反転↓
[ただ、失せ物探しの「過去見」だった夢告が、いつの間にか「予知夢」「未来視」へと変容していくのは、面白かったけどね。]

もしシリーズ化されて続編があるなら“粗忽な兄としっかり者の弟”コンビを
前面に出した、ほんわかコミカル路線でお願いします。ぺこり。
期待してますとも♪
author: 七生子
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畠中恵『ねこのばば』

ねこのばば
ねこのばば
畠中 恵

ご存知、若旦那と妖怪たちがおくる“愉快な妖怪人情推理帖”
「しゃばけ」シリーズの第3弾。

今作品でも、物語の基本コンセプトである

“江戸の怪異を、虚弱体質の若だんなが妖しを従えずばり解決っ!
 時には人情モノでほろり泣かせます”

は健在(それを逆手に取った「茶巾たまご」も収録/笑)。
剥き出しになった人間の悪意で後味悪すぎな事件もあるけれど
(妖怪なんかよりも、ずっとずっと人間のが恐ろしいよ〜^^;)、
妖怪たちが醸し出すほんわかした雰囲気に、心慰められるかのよう。
そう、若旦那は、周囲の人間から(妖しからも^^)
ちょー過保護で甘やかされてるけど、物語自体は、それほど甘くないのよね。
むしろ、苦いもので気分が悪くなりそうなほど(苦笑)。

この『ねこのばな』は、甘やかされてはいるものの、機微に敏く
他人の痛みが分かる若旦那が、今までで1番、頼もしく思えた巻かもしれない。
ま、事件を解決した後はやっぱり、すぐ熱を出して寝込んじゃうんですが(笑)。

印象に残ったのは
「え?きゃあきゃあ!!若旦那、もしかして大ピーンチ!?」な「産山」に、
幼馴染のお春ちゃんの縁談話に、若旦那が、心ざわつかせながらも
本当の兄のように奮闘する、郷愁と切なさが絶妙な「たまやたまや」かな。
「若旦那の番はいつなの〜?早く見たい見たい(*^^*)」
そう思ったのは、きっと私だけじゃないハズ(笑)。
同時収録の「茶巾たまご」「花かんざし」「ねこのばば」の3編も
真相の後味の悪さはあるけれど、ユーモラスな爆笑シーンだってばっちり!!
甘い物をねだる鳴家の可愛らしさったら!!私も欲しいわ(笑)。


映画化される計画があると聞き、キャスティングしては遊んでいます。
早く正式に発表されないかしら♪

私の『しゃばけ』の感想、最初はコチラ。再読はコチラ
『ぬしさまへ』の感想は、コチラ
author: 七生子
作家は・ま行(畠中 恵) | permalink | comments(0) | trackbacks(3)
 
 

畠中恵『百万の手』

百万の手
百万の手
畠中 恵

 燃えさかる家に飛び込み焼死した親友。
 携帯電話を通して連絡してくる彼の魂と、二人三脚での放火犯探しが行き着く
 恐るべき真相! ファンタスティック・ミステリ。



『しゃばけ』でデヴューした畠中さんの「ミステリ・フロンティア」登場作品は
初めてになる現代小説。
懐かしの「少年ドラマシリーズ」や、良質のジュブナイルSFを読んだ感触。

最初は、親友の謎の焼死事件の真相を究明したかっただけなのに、
いつの間にやら自分自身が命を狙われる羽目になってしまう主人公夏貴。
「それは何故?いったい何が起きているのか?」その関心と興味から、
つい物語世界へと惹き込まれてしまい、一気読み。

“携帯電話に宿った親友の魂と二人三脚で犯人探し”
どこかファンタジックでほのぼのした物語が、進むにつれて
現実的で生々しい医療サスペンスタッチの物語へと変容していくのは、
ちょっと寂しかったり。せっかくの設定が、勿体無いような。
思わせぶりな題名も、なんだかなあ(苦笑)。

でも、この物語のテーマは「親子の絆」。
いろいろな親子の姿を描き“親子とは何だろう?親子の絆って何だろう?”
問われているかのようだ。ちゃんと受け止めて考えなくちゃね。しみじみ。


という訳で、ぜひNHK「ドラマ愛の詩」でドラマ化して欲しいと思う訳(笑)。
夏貴と、夏貴の義理の父になる元ホストの東が、次第に心通わせていくようすが
物語の見せ場でもあり、しみじみと読ませるんだけど、その東を、
ぜひぜひ大澄賢也で見てみたいの!!(変換して読んでました^^)
「ドラマ愛の詩」のためにある物語だと思うの。ぜひ検討していただきたい(笑)。
あ、柴原センセは堺雅人さん希望〜!!
author: 七生子
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畠中恵『しゃばけ』

しゃばけ
しゃばけ
畠中 恵

続編『ぬしさまへ』を読んだら、無性に読み返したくなって
今日は『しゃばけ』を読んじゃった。
感想。『しゃばけ』→『ぬしさまへ』→『しゃばけ』の順で読めっ!!
ネタばらしになるので詳細は省きますが、実際『ぬしさまへ』を読んだら
ワタシがこうススメるのを実感していただけると思いまする♪試してね♪

物語としては人物紹介に徹してる分、のんびりしてて、
ミステリとしては弱いかもしれないけれど

“江戸の怪異を、虚弱体質の若だんなが妖しを従えずばり解決っ!
 時には人情モノでほろり泣かせます”

ほんわかしてる雰囲気が心地いいですう。妖怪たちも怖いというより可愛いし。
若旦那が嫁とリしてもじゃんじゃかこのシリーズ、続けて欲しいなぁ。
author: 七生子
作家は・ま行(畠中 恵) | permalink | comments(2) | trackbacks(1)
 
 

どこまで行ったらお茶の時間

本を買うのも読むのも借りるのも大好き!
とにかく本が好きな私七生子が、読了本の感想など綴ってます。
ドンナ・マサヨの悪魔 六本指のゴルトベルク 遠くの声に耳を澄ませて 恋細工 ジョーカー・ゲーム きりこについて 山魔の如き嗤うもの (ミステリー・リーグ)