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東野圭吾『さまよう刃』

さまよう刃
4022579684東野 圭吾
朝日新聞社 2004-12
売り上げランキング : 23,455
おすすめ平均 star
star今の日本の法律を見つめなおしたくなりました
starやっぱりすごい!
star何のために何をすれば
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蹂躙され殺された娘の復讐のため、父は犯人の一人を殺害し逃亡する。「遺族による復讐殺人」としてマスコミも大きく取り上げる。遺族に裁く権利はあるのか? 社会、マスコミそして警察まで巻き込んだ人々の心を揺さぶる復讐行の結末は!?

少年犯罪の被害者の父親が、犯人に復讐しようと1人を殺害、
逃亡したもう1人を殺害しようと、懸命にその居場所を探して探して探し回る。
父親は無事復讐を果たせるのか、
それとも復讐する前に警察に捕らえられてしまうのか、、、。
最後の最後まで手に汗握る展開にハラハラドキドキ。気分的には一気読み。
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author: 七生子
作家は・ま行(東野 圭吾) | permalink | comments(3) | trackbacks(6)
 
 

東野圭吾『容疑者Xの献身』

容疑者Xの献身
4163238603東野 圭吾 文藝春秋 2005-08-25売り上げランキング : 262おすすめ平均 star
star内面にある行動の価値基準
star拍手!!
starとにかく読もう!
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天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は、愛した女を守るため完全犯罪を目論む…。数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリー。

最後の最後までどうなるのかまるで判らず翻弄されまくり、
読み始めたら途中で止められなくて、つい夜更かしして、一気読み!
決して読了感の良い作品とは云えないと思うけれど、
最後まで飽きさせずぐいぐい読ませてしまうとはさすがは、東野さん!!
最高級のエンターテインメント作品ですね♪
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author: 七生子
作家は・ま行(東野 圭吾) | permalink | comments(16) | trackbacks(19)
 
 

東野圭吾『嘘をもうひとつだけ』

嘘をもうひとつだけ
嘘をもうひとつだけ
東野 圭吾
 誰もが平気で嘘をつくわけではない。正直に生きていきたいと望んでいたのに、
 落とし穴にはまりこみ思わぬ過ちを犯してしまった人間たち。
 そしてそれを隠すため、さらに秘密を抱え込む……。



加賀恭一郎シリーズの短編集。5編収録。
「犯人対加賀」の図式で描かれてるから、最初から犯人の見当がついてしまうが、
完全犯罪のように見える事件の少しのほころびから、
隠された事件の真実に辿り着く加賀の推理がとても見事。

でも同時に、罪を犯さざるえなかった犯人側の心理も丁寧に描かれているから、
ついつい犯人側に感情移入。
「事件が解決したぞ!めでたしめでたし」のはずなのに、
なんだか釈然としないものがいつまでもいつまでも胸に残る、、、。

5編のうち、一番読んで辛かったのは「冷たい灼熱」かな。
「狂った計算」は最後のどんでん返しに驚かされたっす。
それにしても東野さん、世相を作品に織り込むのが上手すぎますッ!!
author: 七生子
作家は・ま行(東野 圭吾) | permalink | comments(2) | trackbacks(0)
 
 

東野圭吾『レイクサイド』

レイクサイド
レイクサイド
東野 圭吾
 中学受験を控えた子供たちの勉強合宿に訪れた愛人が死んだ。
 妻が犯行を告白するが、合宿に参加した他の家族達が懸命に隠蔽しようとする。
 “なぜ、彼らはそんなにも協力的なのか?”
 不審に思った夫(俊介)は事件の真相を、懸命に探り始める。
 


『殺人の門』だの『白夜行』だの『幻夜』だの、
読み応えがありすぎるヘビーな作品ばかり読んでいたから、
それに比べたら軽くてサクサク読める作品だなあと思いながら読んだが、
どうしてどうして。
実は社会派で、親子の絆、そして情愛について深く考えさせられる物語だった。

「子はかすがい」なんですねえ。しみじみ。
だけど、この俊介の最後の決断は正しかったのかどうか。
心情的には、とってもよく分かるのだけれども。しみじみ。
(加賀刑事の手にかかれば、すぐさま真相を見抜かれそうだ)
しっかし、今すぐ2時間ドラマ化されそうな作品だわ〜。
author: 七生子
作家は・ま行(東野 圭吾) | permalink | comments(0) | trackbacks(0)
 
 

東野圭吾『幻夜』

幻夜
幻夜
東野 圭吾
 ’95年、西宮。未曾有の大地震の朝、男と女は出会った。
 美しく冷徹なヒロインと、彼女の意のままに動く男。女の過去に疑念を持つ刑事。
 彼女は一体誰なのだ…。『週刊プレイボーイ』連載に加筆して単行本化。

[警告]
ネタばらししてる、、、かも。
未読の方、新鮮な思いで『幻夜』を読みたい方は、読まないでね。


面白かった!!この作品を読む人間全てを、ぐいぐい作品世界へと惹きこむ、
とてつもない吸引力を持った作品だとは思う。
だけど。どうしても先行する『白夜行』と比べてしまって。
『白夜行』の変奏曲(アレンジして書き直し)なのかと思いながら読んだけど、
やはり物語の根本に『白夜行』があって、その上に成立している物語でしょう。
だからやっぱり私は『幻夜』よりも、『白夜行』のに強く惹かれる。

『白夜行』では雪穂と亮司、この2人の悪行三昧の生き様に
反感を持ちながらも圧倒された。
2人の、哀切と悲壮感がひしひしと漂う破滅的な愛の姿に、
そして最後に明かされる、人生を歪ませることになった秘密(社会に対する復讐)に、
強く心を打たれて、痛みさえ感じたものだ。

『幻夜』で、美冬の共犯者となるのは雅也。
だけど、雪穂と亮司のような一心同体の関係ではなく、一見対等のようで、
雅也を単なる手駒としか見なしていないのはバレバレだ。
秘密という固い絆で繋がっているはずなのに、ねえ。
彼もまた、美冬に振り回された被害者にしか見えない。
美冬への愛ゆえに罪を重ね、それ故に孤立感に苛まれる雅也が、
大馬鹿というか哀れというか。。。

だからこの物語は、解くべき謎は美冬自身。
「彼女が、なぜそんな生き方をするのか、しなければならないのか」
それを行間から読み取らなくちゃいけなくて。
雅也の内面描写はあっても、美冬の内面描写はないんですもん。
だけど。この『幻夜』から窺いみる限りでは、
「過去をリセットしてまで、更なる上を目指す。
ホントにそこまでする必要があったのか?」
動機と、犯した罪の大きさとが、似つかわしくない感じがして、なんか違和感。
雪穂の“魔性の女っぷり”には、反感を覚えながらも、
共感&賞賛めいた想いさえ抱いたけれど、
今の時点では私、美冬のしたたかさには反感しか感じない。
はぁ。美冬の真意が知りたいな〜。

美冬の暗躍に関して「そんなに上手くいくんかい?」どっか冷めていた私(苦笑)。
どこまでが偶然で、どこまでが美冬が仕組んだモノだったのか。
つい雅也との出逢いさえ、偶然じゃなかったんでは?と勘ぐってしまう(苦笑)。

『殺人の門』にしろ『白夜行』にしろ、
舞台となる世相や時代の空気を上手に作品に取り込んで、
作品に広がりと深みを出すのに、成功している作品だと思う。
そして『幻夜』は。
…。
『白夜行』以降に起こったあの事件とあの出来事を、
作品に盛り込みがたいが為に書かれたのでは?
そう思っちゃったりして(汗)。
やっぱり続編の構想なんかもあるのかしらん?
凋落する美冬の姿を見てみたいけど、、、でも、一人勝ちしそうだなあ(苦笑)。
author: 七生子
作家は・ま行(東野 圭吾) | permalink | comments(10) | trackbacks(4)
 
 

東野圭吾『白夜行』

 つねに悪のふきだまりを生きてきた男と、理知的な顔だちで男たちを惹きつけ、
 関わった人間を不幸にしてしまう女…。
 幼くして冥い運命の扉を叩いた男と女の軌跡を、
 18年前の質屋殺しを執拗に追う老刑事の執念に絡めて描く。



すんごーーく面白かった!!読み始めたら止まらなくって、結局、一気読み!!
最高級のエンターテインメント作品だと思う。東野圭吾ってやっぱりスゴイ!!

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author: 七生子
作家は・ま行(東野 圭吾) | permalink | comments(8) | trackbacks(8)
 
 

東野圭吾『殺人の門』

…。読んでいると、どうしても主人公・田島和幸が「自業自得」で
「被害者ぶってるようにしか思えない」し、次々と降りかかる災難も
「自分がもうちょっとしっかりしていてば防げたでしょ!!」としか思えないのだ。

倉持への殺意をちらつかせる度に「殺人の門」が頭を過るけれど、
言いがかり程度でくぐろうとしているようにしか思えない。
気持ち良く感情移入できない主人公なのである。

情けない田島よりも、彼が憎悪を煮えたぎらせる相手である倉持修へと、
どうしても関心が高まる。
「唯一の心許せる友人」と田島を呼びながらも、そうとは到底思えない倉持の態度。
倉持の本心がまるっきり明かされないだけに
「彼の本心を知りたい」それだけで興味で読み続けた気がする。
(田島サイドからじゃなく、倉持サイドから見たこの物語を読んでみたい。
また別の様相を見せるんだろうな)

田島にとっても読者にとっても、全ての謎が綺麗に解き明かされた
39章からラストにかけては圧巻。
輪郭をくっきりさせ、浮かび上がってくる1人の男の人生。
やっぱり、東野圭吾の小説って上手いなあ。ついつい唸ってしまった。
内容はともかく『手紙』より『殺人の門』に圧倒された私だった。はぁ(溜め息)。
author: 七生子
作家は・ま行(東野 圭吾) | permalink | comments(2) | trackbacks(1)
 
 

どこまで行ったらお茶の時間

本を買うのも読むのも借りるのも大好き!
とにかく本が好きな私七生子が、読了本の感想など綴ってます。
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