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松尾由美『いつもの道、ちがう角』

いつもの道、ちがう角
いつもの道、ちがう角松尾 由美
光文社 2005-12-08
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越してきて間もない街。初めて曲がった角の向こうで、いつしか「私」は奇妙にねじれた世界に足を踏み入れていた(「いつもの道、ちがう角」)。気に入ったものたちを、そのままの姿で永遠に保存したい―一人の男の歪んだ欲望が招いた悪夢(「琥珀のなかの虫」)。ある環境団体が行っていた恐るべき儀式とは?(「窪地公園で」)。読む者を夢幻世界に誘うダーク・ファンタジーの傑作7編。

「ブラックで奇妙な味わい」としかいいようのない作品が、7編収録された短編集。
どの作品も最後のオチのキレ味が抜群で、安穏とした日常から一気に、
非日常の世界へと突き落としてくれます。こ、怖い!背筋がぞわ〜。
さらに巧いのは、最悪の結果をやんわりと暗示するだけで、明言はしていないこと。
“読み手の想像に委ねる物語”は、作者の怠慢とか単なる逃げとしか映らないものなのに、
この作品集に関しては別。それゆえにうっとりするほど魅惑的になってます。
作家松尾由美の小説の巧さが、遺憾なく発揮されている作品集です。ブラックだけど。
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author: 七生子
作家は・ま行(松尾 由美) | permalink | comments(2) | trackbacks(1)
 
 

松尾由美『ハートブレイク・レストラン』

ハートブレイク・レストラン
ハートブレイク・レストラン松尾 由美
光文社 2005-11-19
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幸せな人は、入店お断り−? 「隅のお婆ちゃん」が解き明かす、不思議な恋愛ミステリー。「ケーキと指輪の問題」「走る目覚まし時計の問題」「不作法なストラップの問題」「靴紐と十五キロの問題」ほか、全6編を収録。

すんごく面白かった!さくさくと一気読み!

“ファミレスの隅に現れる名探偵の老人”と、松尾由美版隅の老人…なんですが、
そこは松尾由美ですもん。かる〜くもうひとひねり(笑)。
幸薄そうな従業員が働く、人気のないファミレスの隅の座席に現れるお婆ちゃんハルさんは、
ぢつは幽霊だった!?
まるでミス・マープルみたいなハルさんの名推理が冴え渡る、
軽妙なユーモアミステリの連作集です。
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author: 七生子
作家は・ま行(松尾 由美) | permalink | comments(5) | trackbacks(2)
 
 

松尾由美『バルーン・タウンの殺人』

バルーン・タウンの殺人
バルーン・タウンの殺人
松尾 由美
東京都第七特別区、通称バルーン・タウン。人工子宮の利用が普通になった世界の中で、それでも敢えて母体での出産を望む女性たちが暮らす、あらゆる犯罪と無縁の長閑な別天地―の筈なのに、なぜか事件は次々と起きる。前代未聞の密室トリックや暗号「踊る妊婦人形」など、奇妙な謎に挑む妊婦探偵・暮林美央の活躍を描いて賞賛を受けた松尾由美のデビュー作。シリーズ第一弾。

デヴュー作品集だったハヤカワ文庫版は、大昔に購入して読んだものの、
あんまりにも大昔すぎて、面白かった記憶だけはあるけれど内容については
綺麗さっぱり忘却の彼方だった私(汗)。
つい先日、ハヤカワ文庫版に未収録だった「バルーン・タウンの裏窓」が
おまけでついている東京創元社からの復刻版を入手(*^^*)。
今の私の状況が実にタイムリーで、まさしく読み時だと思ったし(笑)、
作家・松尾由美の原点を再発見するにはいい機会かなで、さっそく読んじゃった。
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author: 七生子
作家は・ま行(松尾 由美) | permalink | comments(0) | trackbacks(0)
 
 

どこまで行ったらお茶の時間

本を買うのも読むのも借りるのも大好き!
とにかく本が好きな私七生子が、読了本の感想など綴ってます。
ドンナ・マサヨの悪魔 六本指のゴルトベルク 遠くの声に耳を澄ませて 恋細工 ジョーカー・ゲーム きりこについて 山魔の如き嗤うもの (ミステリー・リーグ)