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西條奈加『恋細工』

恋細工
恋細工 西條 奈加

新潮社 2009-04
売り上げランキング : 56048

おすすめ平均 star
starしんみり切ない

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一匹狼の職人・時蔵と女だてらに細工師を志す錺工房の娘・お凛。周りと打ち解けず、独り黙々と細工に打ち込む天才肌の時蔵に振り回されながらも、お凛は時蔵に惹かれていく。そして、反発し合っていた二人の心が銀細工を通じてかさなった時、天保の改革で贅沢品が禁止された江戸の町に活気を取り戻す、驚天動地の計画が動き始めた…。若い男女の哀しく切ない恋模様を描く本格時代小説。
 ああ、なんて切ない。 『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞の大賞を受賞してデヴューされた西條さんだけど、前作『烏金』と同様、江戸の市井に住む人たちの営みを描いた人情話だった。
 時代ものは苦手なはずなのに、畠中恵さんにしろ西條奈加さんにしろ、日本ファンタジーノベル大賞絡みの作家さんの作品なら、なぜかファンタジー要素がなくても美味しく読めてしまう私。
 この作品もお凜の想いの行方と、誰が錺職椋屋の跡目を継いで五代目春仙になるのかが気になって、作品世界に引き込まれて一気読みだった。
 JUGEMテーマ:読書
 
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author: 七生子
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太田忠司『落下する花 ―月読― 』

落下する花―月読落下する花―月読太田 忠司 文藝春秋 2007-03売り上げランキング : 116334Amazonで詳しく見る by G-Tools

校舎の屋上から飛び降りた憧れの女性。彼女が遺した月導は何を意味する? そして死はいったい誰のものなのか…? 死者の最期の想いを読むことのできる異能者「月読」が活躍する、静かな感動にみちた青春ミステリ。

本格ミステリーマスターズの1冊だった『月読』(感想)に続くシリーズ第2作目。
人が死ぬと必ず月導(つきしるべ)が現われ、
月導を読む解くことができる月読(つくよみ)がいる世界。
月読の朔夜一心が月導を読み解くことによって、残された人間は
事件や死の真相が知れたり、亡き人の秘めた思いに触れることが出来る。
それはまるでしんと静まった水面に小石を投げ入れることによって、
波紋が広がっていくかのようだ。
ファンタジックな設定と謎解きの妙が融合して、私はものすごく好きだ、この作品。
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author: 七生子
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綾辻行人・有栖川有栖・歌野晶午『川に死体のある風景』

川に死体のある風景
川に死体のある風景綾辻 行人 有栖川 有栖 歌野 晶午
東京創元社 2006-05-27
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6つの川面に浮かぶ死体。描かれる風景-。綾辻行人・有栖川有栖・歌野晶午・大倉崇裕・佳多山大地・黒田研二の実力派作家6名が「川と死体」をテーマに競作。美しくトリッキーなミステリ・アンソロジー。

六つの川面に浮かぶ死体から始まる物語。
「ミステリーズ!」に掲載された「川と死体」をテーマにした
競作ミステリ・アンソロジー。通称「川ミス」(笑)。
作品ごとにあとがきが収録されていて、創作裏話まで読めるのが嬉しい。
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author: 七生子
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射逆裕二『殺してしまえば判らない』

殺してしまえば判らない
殺してしまえば判らない射逆 裕二
角川書店 2006-03
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伊豆で発生した密室状態での女性惨殺死体。事件から約一年後に発生した第2、第3の事件。元検事で女装マニアの狐久保は鮮やかな推理を展開していく。錯綜したプロットと大どんでん返しで読者を虜にする本格ミステリ

第24回横溝正史ミステリ大賞優秀賞とテレビ東京賞を
W受賞してデヴューした作者による、受賞後第1作目。
読みやすさはあるものの、読み終えた後もなぜこのタイトルなのか、意味不明。
「殺してしまえば判らない」ってどこに掛かるのかしら?
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author: 七生子
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小路幸也『東京バンドワゴン』

東京バンドワゴン
東京バンドワゴン小路 幸也
集英社 2006-04
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下町の老舗古書店「東京バンドワゴン」。ちょっと風変わりな四世代の大家族が、転がりこんでくる事件を解決する。おかしくて、時に切なく優しい、下町情緒あふれる春夏秋冬の物語。

面白かった♪読んでるうちに心がほっこりしてくるような物語でした。
今までに何冊か読んだ小路作品とは、ちょっと毛色が違うけれど、
こーいう作品も好き!ぜひ続く「東京バンドワゴン」の物語を読ませて欲しいです。
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author: 七生子
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劇団ひとり『陰日向に咲く』

陰日向に咲く
陰日向に咲く劇団ひとり
幻冬舎 2006-01
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お笑い芸人・劇団ひとり、衝撃の小説デビュー! 「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」ほか全5篇を収録。落ちこぼれたちの哀しいまでの純真を、愛と笑いで包み込んだ珠玉の連作小説集。

GW中にプチ里帰りしたら、実母がこの本を持っていてビックリ。
なんでも爆笑問題の太田さんが「直木賞ものだ!」絶賛しているのを聞いたら
たまらなく読みたくなっちゃって、探して探して探した挙句に購入したんだという。
実母曰く、
「最初のホームレスの話は良かったんだけど、次の話でイヤんなっちゃって、
読むの止めちゃったの」。
ほほう。そうですか。

借りてっていいというので借りてきて、さくっと読了。
恩田さん絶賛の帯もよく判る。想像していた以上に良かったですよ、この小説。
見縊っててゴメンなさい。
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author: 七生子
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新堂冬樹『誰よりもつよく抱きしめて』

誰よりもつよく抱きしめて
誰よりもつよく抱きしめて新堂 冬樹
光文社 2005-09-26
売り上げランキング : 74,043
おすすめ平均 star
star久しぶりに涙しました
star誰よりもつよく抱きしめて
star素敵な本との出合いが出来ました。
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水島月菜と夫・良城は結婚八年目。表向きは仲睦まじく見える二人だが、実は大きな悩みを抱えていた。強迫的な潔癖症を患い、夫は月菜に直に触れることさえできないのだ。ある日、月菜は書店を訪れた青年・克麻と知り合う。少しずつ克麻に惹かれていくのを自覚する月菜。しかし、彼もまた、深刻な悩みを抱えていた…。

初めて読む新堂冬樹作品。
鬼畜でノワールな作品を書く作家だと思っていたので、
「こーんなありきたりなメロドラマも書くのかっ!」別の意味で驚きました(苦笑)。
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author: 七生子
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島田荘司『摩天楼の怪人』

摩天楼の怪人
摩天楼の怪人島田 荘司
東京創元社 2005-10
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おすすめ平均 star
starゴシックロマンの魅力に酔う
star若き名探偵・御手洗潔の活躍
star摩天楼の怪人を読む
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50年近く前の嵐の晩にマンハッタンの摩天楼で起きた殺人事件の犯人は私よ…。死の間際に往年の大女優が告白した。不可能犯罪の壮大な謎に御手洗潔が挑む。『ミステリーズ!』連載を大幅に加筆訂正して単行本化。

私にとって、久しぶりに読む島田荘司作品だし、御手洗潔シリーズだったんですが、
「おお!やっぱり島田荘司&御手洗潔シリーズは面白い!!」
手に汗握って大興奮するほどの面白さ!!!
その昔、夢中になって『アトポス』『水晶のピラミッド』など大仕掛け&奇想炸裂した
御手洗シリーズを読んで読んで読みまくってた頃の興奮を、久々に思い出しました♪
シリーズ最新作となる本書は、コロンビア大で助教授をしていた若き日の御手洗潔が登場。
50年前に摩天楼で起きた殺人&不可思議な事件の謎を解きます。
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author: 七生子
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吉野万理子『秋の大三角』

秋の大三角
秋の大三角吉野 万理子
新潮社 2005-12-15
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「さくさくとクリスピーでリズムよく読ませる文体。これは天性のものだ!」――石田衣良氏絶賛。横浜の女子高生の切ない三角関係を描く学園ファンタジー。

石田衣良絶賛により、1320編の中から選ばれた新潮エンターテインメント大賞第1回目の受賞作。
著者である吉野万理子さんはTVドラマ「仔犬のワルツ」の脚本なども
手がけられた脚本家なのだとか。なるほどー!そう聞いて、深く納得した私。
ものすごく読みやすいし、小道具の使い方が絶妙に巧いし、
エピソードの一つ一つが鮮烈で映像的、ぱっとそのシーンが目に浮かぶんですよねー。
新潮エンターテインメント大賞はフジテレビと協賛してるらしいので、
もしかしたらTVドラマ化されるかもしれませんな>『秋の大三角』。
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author: 七生子
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太田忠司『月読』

月読(つくよみ)
月読(つくよみ)太田 忠司
文藝春秋 2005-01
売り上げランキング : 98,501
おすすめ平均 star
star人の思い
star設定の良さが光るファンタジーミステリー
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月読、それは死者の最期の言葉を聴きとる異能の主。故郷を捨て、月読として生きることを選んだ青年、朔夜一心と、連続婦女暴行魔に従妹を殺され、単身復讐を誓う刑事、河井。ふたりが出会ったとき、運命の歯車は音を立ててまわりはじめる。

死者の最期の思いが―有形だったり、無形だったり―月導(つきしるべ)として出現し、
月導を読み解くことができる能力者月読(つくよみ)が存在する、現実のこの世界とは異なる
別世界を舞台にしたライトノベル風味の本格ミステリ。
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author: 七生子
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どこまで行ったらお茶の時間

本を買うのも読むのも借りるのも大好き!
とにかく本が好きな私七生子が、読了本の感想など綴ってます。
ドンナ・マサヨの悪魔 六本指のゴルトベルク 遠くの声に耳を澄ませて 恋細工 ジョーカー・ゲーム きりこについて 山魔の如き嗤うもの (ミステリー・リーグ)