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柴田よしき『猫は密室でジャンプする』

猫は密室でジャンプする
猫は密室でジャンプする
柴田 よしき

猫探偵正太郎のシリーズ第3作目は、短編が6編収録された作品集。
しかも、通常モードのユーモラスな「正太郎=語り手」の作品と、
人間の視点によるサスペンスタッチの作品とが交互に収録されているのが、
目新しく新鮮で、興味をそそられるところ。
どちらかというと、正太郎が語り手となる通常モードの作品のが好みだけど、
人間視点による3編の内2編ともが、女のさが、脆さ、哀しさ、嫌らしさを描いた
いかにも柴田よしきらしい作品で、そんな彼女達の人生のワンシーンを
人語を解するあの猫探偵正太郎が、どんな風に横切るのか。
そして女性の目に正太郎は、どんな風に映るんだろうか、、、。
今までの作品とまったく異なる客観的立場から見たこのシリーズというのも、
案外、面白いのかもしれない。ま、たま〜にならねっ。
(私が考える“いかにも柴田よしきらしい作品”かな>「光る爪」。
 巧い、けど。うーん。こーいう話、私はちょっと苦手、、、。
 気持ちがよく判るからこそ、身につまされるなあ>「ジングルベル」)

私のお気に入りは「京都甘いもの食べ歩き」と「本格ミステリ」が合体した
「正太郎とグルメな午後の事件」かな。
いつか京都に行ったら、正太郎もサスケも食べたあぶり餅を絶対に食ったるぅ!
『柚木野山荘の惨劇』以来の登場となる友犬サスケとのコンビもいい感じだし、
「なぜポメラニアンは吠えるのか?」ちょっとした疑問から推理を閃かせ、
結果的に同居人ご一行様の危機を救っちゃうなんてさっすが正太郎!お見事!

猫好きも、ミステリ好きも絶対満足できる猫探偵の事件簿。
柴田よしきさんにとってもお気に入りのシリーズらしく、
正太郎の物語はまだまだまだまだまだまだまだ…
作家をやめちゃうまで書き続けていたいとのこと!!うわ〜い、嬉しい♪
さらなる正太郎と仲間たちの冒険を心待ちにしてる私です。ぐふふっ。
author: 七生子
作家さ行(柴田 よしき) | permalink | comments(4) | trackbacks(2)
 
 

柴田よしき『消える密室の殺人』

消える密室の殺人―猫探偵正太郎上京
消える密室の殺人―猫探偵正太郎上京
柴田 よしき
何も聞いてないよ―。またしても同居人の突発的な旅行につき合わされることになったオレ。今度は東京だ。嫌な予感がしていたのだ。上京したオレを待っていたのは猫、猫、猫。そしてやはり、死体。しかも人間の死体とともに、友だちになったばかりのアビシニアン、デビッドも死体で発見される。殺人?自殺?そんなことには興味ないが、殺「猫」犯は見つけださなきゃならない。しかし、密室で誰が、どうやって人間と猫を殺せたのか。オレは他の猫たちと犯人を追い詰める。本格ミステリーシリーズ第2弾。

猫探偵正太郎シリーズ第2弾をさくさくと読了。
今度は舞台を東京に移し、知り合った猫たちと協力して、
密室殺「猫」事件(人間はおまけ^^;)の謎解きに奮闘する
正太郎の大活躍を描きます。

「え!あれが伏線だったの?」あっと驚くような伏線が張られていて、
構成などよくよく考えられているのねえと感心はするものの、
でもこれってやっぱり、密室ものとしてはアンフェアぎりぎりなのでは?
それよりも、人間よりも猫がよく描けている(笑)ユーモア・猫ミステリとして
純粋に楽しみたい作品かも(*^^*)。
各章タイトルが有名ミステリ作品をもじってるところや、
「人間の言葉を解する猫・正太郎の面目躍如かッ!」と思わせて…
でも、ずっこけてるところなんぞに、思わずくすくす。
かと思うと、蘭子のデビッドへの思いや、正太郎のトーマへの恋心では
きゅんと胸が切なくなって、、、。
正太郎の思いが通じ、いつかトーマと結ばれる時が来るのかしらん。

前作以上に正太郎&猫の魅力が炸裂しているお話で、
猫好きにはもうたまりませーん(笑)。正太郎、可愛いッ!!
読書予定を変更して次の本も、猫探偵正太郎シリーズを読んじゃおうかな。
author: 七生子
作家さ行(柴田 よしき) | permalink | comments(0) | trackbacks(0)
 
 

柴田よしき『柚木野山荘の惨劇』

柚木野山荘の惨劇
柚木野山荘の惨劇
作家の鳥越裕奈と白石淳弥が電撃結婚!オレの同居人、桜川ひとみはド田舎にある柚木野山荘に呼ばれた…。そして、無理矢理連れてこられたオレ。幼なじみのサスケと、香り立つ美女のトマシーナとの出会いが待っていた。せっかくの結婚前夜、新郎の白石には脅迫状が舞い込み、土砂崩れで招待客は埋められかけ、山荘は孤立する…。そして、連続毒殺事件までもが…。愉快で、ちょっぴり切ない本格ミステリー。

ミステリではお馴染みのクローズ・ド・サークルで起きた連続殺人事件も、
猫の正太郎による茶目っ気たっぷりの語り口で語られると、
陰惨さが陰を潜めて、どことなくユーモラスな雰囲気が漂うかのよう。
想像もしなかった部分が伏線だったりと、意外性も十分だし、
なんと云っても、正太郎の“猫探偵”の称号がダテじゃなく、
事件の真相究明に大奮闘するシーンなんか、もう猫好きにはたまんなーい♪
連続殺人に決着がついても、もう一段のぢつは…の部分、
猫ゆえに辿りつけた真相がちゃーんと用意されているのも心憎いです。

柴田さんの猫に対する愛情をひしひしと感じるし、
同居人に対してぼやきまくる正太郎が、とにっかく可愛いの〜(*^^*)。
猫好きにはたまらない猫ミステリ〜♪猫好きに熱烈オススメ!!
author: 七生子
作家さ行(柴田 よしき) | permalink | comments(0) | trackbacks(0)
 
 

柴田よしき『クリスマスローズの殺人』

クリスマスローズの殺人
クリスマスローズの殺人
柴田 よしき

 さびしい年末の懐をあっためようと引き受けた、
 なんの変哲もない浮気調査のはずが交換殺人? 死体消失? ミッシングリンク?
 軽ハードボイルド+コージー+本格推理。ヴァンパイア探偵シリーズ。



前作『Vヴィレッジの殺人』に続く、吸血鬼探偵メグのシリーズ第2弾。
「前作は400円文庫だったのに、2作目は単行本なんですかい?」的不満は残るけど、まあ、吸血鬼の性質を存分に生かした本格ミステリかと。
でも。なんでだろう。アンフェアじゃん的不満が残るのわ(笑)。

そうそう柴田さんは、三原順「はみだしっ子」ファンなのじゃないかしらん?
題名の「クリスマスローズ」を見て、即ピーーーンと閃いたんだけど、
どうなのかしらん(笑)。
最後にひと言だけ。「吸血鬼が多すぎる!!


第一作目である『Vヴィレッジの殺人』の感想はこちら
author: 七生子
作家さ行(柴田 よしき) | permalink | comments(0) | trackbacks(0)
 
 

柴田よしき『Vヴィレッジの殺人』

 山梨県自治郡V村。そこは、非公式に政府が公認する吸血鬼村で、
 密かに侵入しようとする者が後を絶たない。
 自殺志願者や永遠の命を欲する者など、実にさまざま。
 V村出身の探偵・メグは、美貌の青年捜しを依頼されそこへ向かった。
 だが、吸血鬼村にはあり得ない、十字架が突き刺さった他殺体に遭遇する!
 不可能だらけの謎に挑む女吸血鬼探偵の名推理とは。



依頼された行方不明の青年(男・20歳・すこぶる美形)を探しに、
Vヴィレッジに戻ったメグ(女・?歳・探偵)は 
この村では絶対ありえない他殺死体に遭遇してしまう。

死体は依頼された青年のモノなのか?犯人は誰?
というお話なんだけど、吸血鬼ってミステリにうってつけの被害者なのね〜と
今さらのように目ウロコした私である。
だって、死んだら死体が残らないし(ベシッ)。

哀しい恋の想い出が伏線になってるトコも、愉快なVヴィレッジの住人たちも、
麗しいビボウの青年が登場するところも、めちゃ好み。
もちろん、吸血鬼らしからぬ特殊体質の女探偵さんもタイプなり(*^^*)。
シリーズ化、してくれないかなあ。


柴田よしき『Vヴィレッジの殺人』祥伝社400円文庫
author: 七生子
作家さ行(柴田 よしき) | permalink | comments(0) | trackbacks(0)
 
 

どこまで行ったらお茶の時間

本を買うのも読むのも借りるのも大好き!
とにかく本が好きな私七生子が、読了本の感想など綴ってます。
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