<< 図書館へ行こう!*prev
加門七海『203号室』 >>*next
 

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

author: スポンサードリンク
- | permalink | - | -
 
 

長野まゆみ『よろづ春夏冬中』

よろづ春夏冬中
よろづ春夏冬中
希いを叶える貝殻細工の小函から、朝顔市で購った夕顔の鉢植えから…。思いがけないことから、彼らの運命は動きはじめる。或るときは異界と混じり、或るときは時空を超え、妖しく煌く14の極上ストーリーを収めた玉手函。

私にとって、すごく久しぶりに読む長野まゆみ作品。
児童書の新着本コーナーにあったから(装画も可愛いし)、
てっきりそういう話なのかと思ったら…むむむむむ。
収録された短編14編のその大半が、男性同士の恋愛を仄めかしてる!(汗)。
その手の話は嫌いじゃない…って言うか、とっても好きだからいいですけどぉ。
それにファンだったら、そ〜いう話だというのは織り込み済みでしょうが…
でも、児童書の棚に並べるのだけは止めて頂戴な(大汗)>図書館のおじさん。
本を装丁だけで判断しちゃダメですってばッ!!

さまざまなテイストの短編が収録されているのだけど、
(男性同士…というのはまあ脇に置いておいて^^;)、
私の好みは、梨木香歩『家守綺譚』風とでもいうのか、
日常からふっと異界に紛れ込んでしまった青年の身の上に起こった
不思議、だけど怖くない顛末を綴った作品かな(*^^*)。
ま、ストレートな恋愛話も好みですが。おほほほほ。
どの作品も、つい「物語のその後」をあれこれ想像させられる
不思議な魅力と深い余韻がいつまでも残る物語ばかり。うっとり(*^^*)。
「雨過天青」「猫にご飯」「ウリバタケ」「花の下にて」「待ちきれない」「空耳」
「タビノソラ」「希いはひとつ」「海辺の休日」なんかがもろに、ツボ。おほほ。

久しぶりに読んだ長野作品で「長野まゆみ好きな自分」を再認識した私。
「ポタージュスウプ」に「卓子(テーブル)」、そしてトドメの「唇を被せる」。
きゃあきゃあ。耽美耽美(*^^*)。
という訳で、長野まゆみにずっぽりハマろうと決意した私なのでした。
全著作読破を目指すわよッ!!
author: 七生子
作家な行(長野 まゆみ) | permalink | comments(4) | trackbacks(0)
 
 

スポンサーサイト

author: スポンサードリンク
- | permalink | - | -
 
 
Comments:
長野まゆみさん、結構読んでいるんですが
(図書館の本棚に未読のものが見当たらないぐらい汗)
「好き」と言い切っていいものだろうかという
仄かな羞恥心のようなものがあったんですねー。
でも、七生子さんの力強い記事に影響されて
「そうなの、実はやっぱり好きなの!」と
言ってしまうことにしました(笑)
『よろづ春夏冬中』は未読なので図書館に入るのを待ちます。
あああ、でも児童書の棚に置くのは本当に勘弁〜!
comment by: まな | 2004/11/02 1:33 AM
>まなさん

まあ(*^^*)。
“図書館の本棚に未読の作品がないくらい”なんて、熱狂的なファンと言い切ってもよろしいんじゃないでしょうか。
いろいろ教えてくださいね〜>先輩!
読了されたあかつきには、どのお話が好みだったか、ぜひ教えてください。楽しみにしてます。うふふ。
あ。もしかしたら、児童書コーナーに並んでるかもしれないので、要チェックですよん(笑)。

『よろづ春夏冬中』を読んだ勢いで長野さんのサイトにお邪魔して、またまた勢いで少年電氣倶楽部の入会申し込みをしちゃいました。
今日、会費を振り込んできます(笑)。
やっぱり「少年」「鉱物」の魅力の前には、腰砕けちゃうみたいです、私。あはははは(苦笑)。
comment by: 七生子 | 2004/11/02 10:30 AM
お、おもしろそ〜〜〜。
長野まゆみさん・・・気になってながら、読んだことなかったのですが。。
七生子さんが「好きだ〜ぁ!!」と思われる作品の世界!ぜひお近づきにならなければ〜〜!!
comment by: くりむーぶ389 | 2004/11/03 1:17 PM
>くりむーぶ389さん

男性同士の恋愛が気にならないのなら、ぜひ(*^^*)。
私もこれから全著作読破を目指しますんで、ご一緒しませう。ほこほこ。
comment by: 七生子 | 2004/11/04 2:02 PM
Leave a comment:






TrackBack URL:
http://naoko1999.jugem.cc/trackback/236
TrackBacks:
 
 

どこまで行ったらお茶の時間

本を買うのも読むのも借りるのも大好き!
とにかく本が好きな私七生子が、読了本の感想など綴ってます。
ドンナ・マサヨの悪魔 六本指のゴルトベルク 遠くの声に耳を澄ませて 恋細工 ジョーカー・ゲーム きりこについて 山魔の如き嗤うもの (ミステリー・リーグ)