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山本幸久『笑う招き猫』

笑う招き猫
笑う招き猫山本 幸久
集英社 2003-12
売り上げランキング : 179,487
おすすめ平均 star
star西田俊也「オオサカン・ドリーム」の方が…
star待ち望む予定調和。
starまさに小気味よい青春小説。
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お嬢さん育ちのアカコと元OLのヒトミ。ともに27歳。駆け出しの女漫才コンビ「アカコとヒトミ」が、喋って泣いて笑って唄まで歌ってやりたい放題。日本一をめざす二人の成長と活躍。第16回すばる新人賞受賞作。

おっもしろかった〜♪まるで良くできたドラマを読んでいるみたい。
「いくよアカコ」「合点、ヒトミ」
阿吽の呼吸で交わされるかけ声を聞くだけで、心弾んでくる。


長身のヒトミと豆タンクのアカコの凸凹コンビ。
「ホントの芸人」目指し、ひたむきに、でも元気はつらつ奮闘する姿がキラキラ眩しい。
それだけじゃなく、物語にふんだんに盛り込まれているヒトミとアカコの
友情のエピソードの数々が、またいいのだ。
笑わせて、ほろり泣かされ、胸の奥にじんわり温かいものが広がるのを感じる。
そう、お笑い青春小説ってだけでなく、女同士の熱い熱い友情を描いた小説でもあるのだ!!

彼女達も強烈だけど、彼女らを取り巻く周囲の人間も、かなり個性的で魅力的だ。
血の繋がりはないけれど、励まし見守るアカコの祖母頼子さん、さりげない優しさを見せる
辣腕マネージャー永吉、風采からして怪しい事務所の社長に、元アイドルの妻を持つ
ダメダメな芸人乙、などなど。。。
そんな人々に支えられ、これから世に出て行こうとするアカコとヒトミに
「頑張れよ〜!!」熱いエールを送りたくなること、間違いなし!!

「これからがいいところなんじゃない!」その後の活躍を暗示しながらも
すっごくいいところで終わってしまったみたいで、不平不満不平不満!!
それから後の「アカコとヒトミ」の活躍が、知りたくてたまらなくなる。
続編は…あるのかな?
文章も滑らかで読ませるし、著者である山本幸久さん、今後もチェックチェック
author: 七生子
作家や・ら・わ行(山本 幸久) | permalink | comments(8) | trackbacks(5)
 
 

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Comments:
初めまして
山本さんいいですね〜。
まだ、2作品しか読んでませんけど・・・。
「笑う招き猫」も面白かった。
二人が「北陽」にしか思えないんですけどね(笑)

ぜひぜひ続編を書いてもらいたい作品ですね。
comment by: す〜さん | 2006/05/02 11:17 PM
>す〜さんさん

はじめまして。コメント&TBありがとうございます。

良かったですね、この作品。
まんまドラマ化していただいて、TVで見てみたいぐらい。
私も「北陽」をイメージして読んだんですが、
別のコンビがモデルらしいですね。

『幸福ロケット』で、その後の彼女らがちらり登場してませんでした?
続編がなくとも、こんな形で消息がしれたら、、、と思います。
comment by: 七生子 | 2006/05/07 11:36 AM
幸福ロケットを先に読んでいたので気付きませんでしたが、
読み返してみたら
しっかり「アカコとヒトミの夢はカーネギーホール」って
ラジオ番組を持ってるようですね(笑)
子供たちの会話にちょこっと出てくるだけですけど。
テレビには出ずに舞台中心で頑張ってるそうです(笑)
こういう風にちらちら出てくれるとうれしいですね。
comment by: す〜さん | 2006/05/07 11:47 PM
>す〜さん

そうなんですよ。子供たちの会話に出てきてたんでした。
思わずくすくす(笑)。
どれだけ成長したのか見てみたい気もするけど、
こんなやり方も悪くないですよね(笑)。

そうそう。山本さん、少し前に新刊が発売されたんですよね!
リクエストしなきゃ!と思いつつ、すっかり忘れてました(汗)。
comment by: 七生子 | 2006/05/09 10:47 AM
七生子さん、こんにちわ。
すごくおもしろかったです。
読んでいると、アカコとヒトミだけじゃなくて、
脇役もみんな頭の中で動きだして、夢中で読んじゃいました。
comment by: june | 2006/08/31 12:09 PM
>juneさん

こんにちは。コメントありがとうございます。

これ、おんもしろい作品でしたね。
登場するキャラというキャラがみな、
生き生きしていて魅力的で。
この1作読んだだけで、山本さんのファンになっちゃいました。

> 脇役もみんな頭の中で動きだして、

 その感覚、すごくよく判りますー!
comment by: 七生子 | 2006/09/01 8:18 AM
はじめまして。

TBさせていただきました。
山本さんは人物の描写がとても上手ですよね。
新刊が待ち遠しい作家のひとりです。


comment by: のるぶ | 2006/10/12 8:04 AM
> のるぶさん

はじめまして、こんにちは。
TB&コメントありがとうございます。

北上さんが絶賛してらっしゃる作家さんで、
「いい作家さんなのは認めるけど、そこまでベタ褒めしなくとも…」
と内心思ってたんですが、
最近になってじわじわ良さが染みてきました。
1作だけ未読なんですが、どの作品の登場人物も
ぎゅっと抱き締めたくなるほど愛しくて、大好きです。
今後の活躍が楽しみな作家さんですねー!
comment by: 七生子 | 2006/10/12 11:37 AM
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女漫才師「ヒトミとアカコ」のお話。 読んでいて、どうしても「北陽」がイメージされました。 読めば読むほど「ヒトミとアカコ」が「北陽」にしか見えてこなくて 困りましたが・
trackback by: My Favorite Things | 2006/05/02 11:16 PM
笑う招き猫 「今日何読んだ?どうだった??」のまみみっくすさんのオススメということで読んでみました。おもしろかったです!テンポがよくってアカコとヒトミと一緒にへこんだり、すかっとしたり、しんみりしたりしてしまいました。先の見える展開ではあるんですが
trackback by: 本のある生活 | 2006/08/31 12:13 PM
笑う招き猫 この本は 「まったり読書日記」のエビノートさん の感想を参考にして読みました。 ありがとうございました。 ■やぎっちょ書評 歌や漫才の設定に最初戸惑いを覚えましたが(はじめての作家さんでもあるし)、慣れてくるとスイスイ読めました。 主
trackback by: "やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!! | 2006/10/06 3:12 PM
小学校の同級生にこんな名前の友達がいたようなような気がしませんか? ここのところ、続けて社会問題を取り上げたので、ここはちょっとクールダウンしましょう・・・ということで、取り上げてみたのは、最近読み終えた山本幸久さんのこの一冊。
trackback by: われよりほかに | 2006/10/12 6:55 AM
タイトル:笑う招き猫 著者  :山本幸久 出版社 :集英社 読書期間:2006/11/21 - 2006/11/22 お勧め度:★★★★ [ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ] 新しくて懐かしい、国民的お笑い青春小説の誕生!駆け出しの女漫才コンビがやりたい放題!しゃべって泣いて笑
trackback by: AOCHAN-Blog | 2006/12/03 6:55 PM
 
 

どこまで行ったらお茶の時間

本を買うのも読むのも借りるのも大好き!
とにかく本が好きな私七生子が、読了本の感想など綴ってます。
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