2004.05.21 Friday
柴田よしき『クリスマスローズの殺人』
クリスマスローズの殺人
柴田 よしき
さびしい年末の懐をあっためようと引き受けた、
なんの変哲もない浮気調査のはずが交換殺人? 死体消失? ミッシングリンク?
軽ハードボイルド+コージー+本格推理。ヴァンパイア探偵シリーズ。
前作『Vヴィレッジの殺人』に続く、吸血鬼探偵メグのシリーズ第2弾。
「前作は400円文庫だったのに、2作目は単行本なんですかい?」的不満は残るけど、まあ、吸血鬼の性質を存分に生かした本格ミステリかと。
でも。なんでだろう。アンフェアじゃん的不満が残るのわ(笑)。
そうそう柴田さんは、三原順「はみだしっ子」ファンなのじゃないかしらん?
題名の「クリスマスローズ」を見て、即ピーーーンと閃いたんだけど、
どうなのかしらん(笑)。
最後にひと言だけ。「吸血鬼が多すぎる!!」
第一作目である『Vヴィレッジの殺人』の感想はこちら。
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