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たらいまわし-本のTB企画 第41回「私家版・ポケットの中の名言」

たら41
前回に引き続き、2008年最初のたら企画に参加します。
第41回の主催者さまは「ソラノアオ。」の天藍さん
今回のテーマは「私家版・ポケットの名言」です。
本の海から掬い上げた、「打ちのめされた」一言、「これがあったからこの本を最後まで読み通した」という一行、心震えた名文・名訳、名言・迷言・名台詞、必読の一章…、そういった「名言」をご紹介くださったらと思います。
なんでしたら、「今年の自分テーマはこの本」とかでもokです(・▽・;

とのこと(汗)。
記憶力自慢の女だったのに、寄る歳の波には勝てず
今では「あ、この言葉、好き。忘れないようにしよう」と思った途端に
ほろほろと忘れ去っていく有り様(号泣)。
こんなことなら、忘れないようちゃんとメモしておけば良かった(涙)。
とはいうものの昔の記憶はばっちりなので、
鳥頭と化した今でも忘れられない一文、シーンなどご紹介してみようと思います。

JUGEMテーマ:読書


と言いながら、まず最初は最近読んだ本の中からのご紹介なんですが。
伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』から(未読の方に配慮して、一部反転)、
「…俺だけが、『痴漢は死ね』って書かされたんだぜ、親父に言われて」 p.217

おまえ、小さくまとまるなよ p.100

「いいか、青柳、逃げろよ。無様な姿を晒してもいいから、とにかく逃げて、生きろ。人間、生きててなんぼだ」p.117

伊坂幸太郎作品て、いわゆる名セリフの使用頻度が高い気がします。
『魔王』にも、
馬鹿でかい規模の洪水が起きた時、俺はそれでも、水に流されないで立ち尽くす一本の木になりたいんだよ

考えろ、考えろ、マクガイバー

物語としての伏線でありながら、頭にこびりついて離れないセリフの数々。
そんなところも伊坂作品の魅力なのかも。

ゴールデンスランバー魔王

次は思春期に読んで、今でも忘れられない詩の一文から。
まずはランボオ『地獄の季節』「黎明」から、
俺は夏の夜明けを抱いた

すっかり刷り込まれてるので、ぜひ翻訳は小林秀雄訳でお願いしたい(笑)。
鮮烈なイメージ、若さゆえの粗暴さがひしひしと伝わってきて
理屈じゃなくて好き、ですね。『地獄の季節』のランボオは。

現国の授業で出会い、すっかり虜になったのが西脇順三郎の詩。
中でも思い出深いのが『ambarvalia』「拉典哀歌」から「哀歌」の冒頭、
薔薇よ、汝の色は悲しみである。

書道の時間に“皿に好きな言葉を書き焼く”という課題が出て、
出来ることならその言葉を、大好きな西脇順三郎の詩から選びたい…で
全集やら何やら引っ張り出して読み漁り、さんざん悩んだ挙句に選んだのが
この一文でした。
臙脂の地の色にこの一文がくっきり白く浮かび上がる皿が、今もあります。
『旅人かへらず』になると、和風のわびさびの世界に行ってしまうんですが、
『ambarvalia』の地中海の明るい陽射しが感じられる絵画的な詩が大好き。
「ギリシア的抒情詩」の「天気」「雨」「眼」「皿」も好き好き。

地獄の季節 (岩波文庫)アムバルワリア―旅人かへらず (講談社文芸文庫)

印象的なシーン&一文と言って、真っ先に思い出したのが、
ケストナー『飛ぶ教室』のマルチンが心の中でつぶやいたもんく、
「泣くこと厳禁!泣くこと厳禁!泣くこと厳禁!」

帰省に必要な旅費が工面できないと伝える母親からの手紙と、
そんな母親を気遣い、心配させまいと気丈にふるまう返信の手紙の文面と、
母親との約束を懸命に守ろうとするマルチンのこのとどめの言葉。
読むたびにいつも、この箇所で号泣しちゃうのでした。なんて健気なんだ!(涙)
で、その後のマルチンへのクリスマスのプレゼントにまたまた号泣!
「なにがそんなにうれしいの?」と、駅員はたずねました。
「クリスマスですもの」と、少年は答えました。

私にとってこの作品は、箱ティッシュ必携の作品なのでした。

飛ぶ教室 (岩波少年文庫)

大好きな松浦理映子の『葬儀の日』収録「乾く夏」の、このシーンも好き。
「充分に温まった手を蒲団から出し、空気に曝されていた冷たい左手を握るの。すると、右手と左手の温度が違っているから、まるで他人と手をつないでいるように感じるわけ。最高にいい気持ちよ。」

他人の体に極力触れないようストイックに節度を守っている彩子の言葉。
その光景が目に浮かんできて、ひんやりとした孤独と切なさが伝わってくる。
『ナチュラル・ウーマン』収録の「微熱休暇」のこのシーン、
私はベッドに腰かけ、花世はスリッパを片手に私の前に立っていた。花世はスリッパで私の額や鼻先や頬を撫でながら尋ねた。
「私を好き?」
「好き。」
答えると、花世はスリッパで私の頬を打った。
「嘘つき。」
そう言って、スリッパを持ち直し私を撫でる。
「私を好きなの?」
「好きよ。」
再び同じ所をひっぱたかれる。
「嘘つき。」

互いが互いに消耗させるこういう愛の姿もあるんだと見せつけられて、
ものすごく衝撃的だったシーン。
そういえば「このスリッパで…」に憧れて、一時期焦がれてました。わはは。

葬儀の日 (河出文庫―BUNGEI Collection)ナチュラル・ウーマン 新装版 (河出文庫 ま 1-1)

某SNSの読書会コミュの二月の課題図書が太宰治『津軽』なんですが、
その『津軽』から(課題図書ゆえに未読の方に配慮して、以下、反転)、
さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行かう。絶望するな。では、失敬

めちゃくちゃ格好いいですねー(はあと)。
六十年以上前に書かれた文章とは、とてもじゃないけど思えない。
とかいいつつ太宰と聞くと
「あっちからダサイおさむらいがくるよ」「ほう、さよう(斜陽)ですか」

を思い出してしまうのでした。うーむ(滝汗)。

津軽 (岩波文庫)モーダルな事象 (本格ミステリ・マスターズ)

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author: 七生子
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Comments:
こんにちは。
>考えろ、考えろ、マクガイバー
あああ、これは、頭に残りますよね。
それと同時に私は、頭を抱えて苦悩している
青色戦闘スーツ?のマクガイバーという
漠然としたイメージが湧き上がってくるのでした。

太宰は・・・実は私も同じダジャレを思い出してしまって
どうにも苦笑いするしか・・・。
太宰文学はそのダジャレを無視しても、
好みのタイプではないのですが、
『津軽』、めたくそかっこいい! 読んでみようかな。
comment by: 菊花 | 2008/01/28 11:23 AM
七生子さん、こんにちは。
伊坂幸太郎、いいですね。引用された文を読んでいるだけで、作品を読んでみたくなります。伊坂作品は気になりつつも未読なのですが、来月「死神の精度」も文庫化されるし、この機会に読んでみようと思います。
太宰も格好いい。昔の人の作品て、なんというか言葉の使い回しも含めて“おお、格好いい!”というものが多い気がします。
エントリーしてしまってから教科書で覚えたような一節をいろいろ思い出したりもして(^^;
comment by: | 2008/01/28 12:02 PM
七生子さん、こんにちは。
あああ、「泣くこと厳禁!」が出てるー!
今回、私は結局出さずに終わってしまったんですけど
これは私にとっても、ものすごく印象的… というか圧倒的な一文です。
今まで読んだ全ての本の中で一番好きかも。
この言葉が通じるだけで、ものすごく親近感を持ってしまうほどです。
「飛ぶ教室」の新訳が沢山出てますけど
この文が違う文章になってしまっているのが読みたくなくて
新訳が手に取れないほどですから。(笑)
私にとってのケストナーは、高橋健二訳限定なんです。(^^ゞ

ええと、今うちのブログの調子が悪くって、もしかしたらTBできないかも…
明日またやってみますが、ダメだったらごめんなさい。
どうもサーバーの方に問題アリみたいです。しくしく。
その時は、気持ちだけお受け取りくださいね。
comment by: 四季 | 2008/01/28 8:11 PM
>菊花さん

コメントありがとうございます〜。
2冊分しか思い出せなかったけど、キモになり印象的な一文が
伊坂作品には仕込まれてる気がします。
なんか、、、残りますよね。

私、太宰さんが(人物も作品も)大好きなんですが、
「モーダル」読んで以来、このダジャレを思い出して腰砕け状態に(涙)。
これ一文だけじゃなく、他のもキャッチーな文が多々あるんですよー>『津軽』。
あ、もし良かったら菊花さんも、某SNSの「励まし合って読書会。」に参加されません?
管理人さんが大喜びすると思います(笑)。
comment by: 七生子 | 2008/01/29 7:54 AM
>高さん

コメントありがとうございまーす!
伊坂作品、未読でしたか(汗)。
こうして挙げることによって、興味をそぐことにならなければいいんですが、、、
ってことで、早く読んだことを忘れてくださいねん(おい)。
伊坂作品は作品同士のリンクがばかすかありますので、
もしまったく未経験なのだとしたら、デヴュー作から刊行順に読んでいった方が賢明かも。
『ラッシュライフ』は押さえて読んどいた方がいいですよー。

思春期に読んだ本の内容など、今でもよく覚えてたりしますもんね。
心も頭も柔らかかったから、それだけ鮮明に心に刻み込まれるのかも。
思い出したら、追加しちゃってもいいんじゃないですか?
高さんが思い出された言葉、私も読みたい知りたいですよー!
comment by: 七生子 | 2008/01/29 8:08 AM
>四季さん

コメントありがとうございまーす!
えへ。誰か挙げるかなーときょろきょろしたら、まだ誰も挙げてなかったので、
私が挙げちゃいました。わはは。
四季さんにとって、そこまで強くて深い思い入れのある言葉だったとは、、、。
子を思う母、母を思う子。親子の深い情愛に胸がつまる言葉ですよね。
このエントリを書くんで本棚から引っ張り出してきて読んで、やっぱりボロ泣きでした。ぐすん。

私もやっぱり岩波で高橋健二訳じゃないとダメですよ。
最近新訳が出ましたが、どうも手が伸びなくて、、、。

TB、できるかな、、、、
comment by: 七生子 | 2008/01/29 8:19 AM
こんにちは天藍ですー^^
改めまして、はじめまして!です。

わあああい!「地獄の季節」を挙げてらっしゃる!
なんというか、若さゆえの勢い、魅力的ですよね。
太宰といい、伊坂さんといい、ものっすごい格好良いですv
そういえば伊坂さんは読もうと思って読んでない気がします(汗)
刊行順に読むと良いのですかー。いってみます!
「飛ぶ教室」と松浦理映子さん、引用された部分だけで
泣きそうになりました(;_;)
(スリッパ…!)
comment by: 天藍 | 2008/01/29 11:26 AM
>天藍さん

はじめまして、こんにちは。参加させていただきました!
いかに自分の記憶力が劣化しているのか痛感する結果になりましたが(涙)、
素敵なお題をありがとうございました(はあと)。

で、で、で!ランボーは小林秀雄訳ですよねっ!
どっかで悪訳だと読んだ気がするんですが、私にとっては彼以外の訳は考えられませんっ!
ええ、伊坂作品は刊行順にお読みください。
で、私が挙げた言葉は、早く忘れてくださいませ(汗)。
印象深い言葉ってネタばれに通じる恐れもあるんだなあを実感してます(汗)。

「飛ぶ教室」はともかく、松浦作品についてもそう言っていただけるなんて
とても嬉しいです。喜んでます。
機会があったらぜひ、手にとって読んでみてください〜。
このスリッパにはねえ、、、今でも憧れてますわー!おほほ。
comment by: 七生子 | 2008/01/29 5:13 PM
伊坂幸太郎は、どの作品でも決めゼリフが出てきますよね。
何冊も読んでると、ちょっと気障っぽさが鼻についてきたりもするんですが、やっぱりセリフ回しはかっこいいです。
「考えろ、考えろ、マクガイバー」も印象的でした。
comment by: kazuou | 2008/01/29 8:43 PM
七生子さん、こんばんは。
某SNSのメモを拝見した時から、どきどきしていました。
昨晩、こちらの記事を拝見して、津軽きたーーー♪と大喜びしておりました。
本当に粋な一文ですよね。
嬉しさにあまり、事後報告ですが、私の記事で七生子さんのリンクをはってしまいました。すみません。
問題ありましたら、はずしますので、遠慮なくおっしゃってくださいませ。

ああ、ランボーの詩もかっこいいですねぇ。
私も一緒に抱かれたい・・・^^
comment by: pico | 2008/01/29 9:38 PM
>kazuouさん

コメントありがとうございます。
最近読んで強烈だったというのもあるんですが、
映画を意識してるかのようで、そう、
伊坂作品には格好いい決めゼリフが必ずあるんですよね。
(でも、2作品分しか覚えてられなかった/汗)

最新作の『ゴールデンスランバー』もきっと映画化されて
誰もが私が一番最初に挙げた言葉を「作中印象的だったセリフ」として
挙げるんじゃないかと睨んでます(笑)。
comment by: 七生子 | 2008/01/30 8:50 AM
>pico さん

コメントありがとうございます。
えへ。予告しちゃってすみませんでした。
でも、何を思いついたのか、それすらも忘れそうだったんですもの(おい)。

おお。リンク貼っていただいて恐縮です。(迷惑だなんてとんでもない!)
太宰、格好いいですよねー。
『津軽』本編の冒頭も、しびれちゃうぐらい格好良かったですよん(はあと)。

ランボーとかラディゲとか、早熟の天才に憧れた思春期でした(笑)。
けっこう刷り込まれてますよ(笑)。
comment by: 七生子 | 2008/01/30 8:57 AM
コバヒデのランボーは、やっぱりいいですね。
秀雄先生、最初に本を出したころは、あまりフランス語を知らなくて(核爆)、
ロールシャッハテスト並のそうとうな超訳だったとも言われていますが、何度も何度も改版のたび訂正し、ずいぶん改善されたとも。
あの人の性格からして、それはランボーによっぽど愛情があったこと。

詩は翻訳不能といってもいいものだから、超訳する以外、方法はないので、
体質的に(というか日常生活が)ランボー的乱暴だった、若いコバヒデは、篠沢教授(も訳してますね)より合ってるのは事実にちがいない。
ランボーはやっぱり、十代のものなんです。ロックやパンクに近いもの。

物事を切り捨てたり、逆に異常に拘泥したり。
コバヒデ訳においていちばん、ティーンエイジャーの激しさ、悲しみが出てる。
中上健次風に言えば、切って血の出る名文☆
comment by: overQ | 2008/01/30 8:38 PM
>overQさん

コメントありがとうございます。
「小林訳は悪訳だ」を見かけて以来、イジイジしてたんですが(笑)
overQさんの“コバヒデのランボーは、やっぱりいいですね。”の一文に、ぐんと浮上しました(笑)。
それにしてもフランス語を知らずに翻訳してたら(爆)、そりゃ悪口言われてもしかたないですよね(笑)。
(そんなエピソードをどっかで読んだ記憶が…誰だったかな?)

今回久しぶりにランボーについて考えてみて、ランボーの詩には
「盗んだバイクで〜」と歌った歌手に通じるところがあるなと思いました。
あの時代において、本当ロックやパンクだったのかも。
その生涯もむちゃくちゃだし(笑)。
早くして詩作を止めたのを惜しいと思ってましたが、今から思うと
なるべくしてなった感があります。
性格丸くなって分別がついたランボーの詩なんて、読みたくないですから!(笑)
久しぶりにちゃんとランボーの詩が、読みたくなりました〜。
comment by: 七生子 | 2008/01/31 10:11 AM
こんにちは。詩ってほとんど読んでないんですが、
>俺は夏の夜明けを抱いた

なんてめちゃくちゃカッコいいですね〜。読んでみたいです。
あと、松浦理英子も読まなくちゃ(汗)『親指P〜』『セバスチャン』など数冊積んでおります。
comment by: 猫のゆりかご | 2008/02/01 7:38 AM
西脇順三郎さん!
たしか、色鉛筆を削って燃やす詩がありませんでしたっけ。
ああ、猛烈に確認したくなってきました。

ケストナーのことばでは、これが好きです。
「子どもの怒りが大人の怒りより小さいなどということはない」
あれ、「怒り」ではなく「悲しみ」だったかも。
たしか、「子どもと子どもの本のために」にあったような気が(うろ覚え)。
よる年波には勝てませんね…。
comment by: タナカ | 2008/02/03 12:44 AM
>猫のゆりかごさん

ご無沙汰してます!コメントありがとうございました!

ランボオの詩は思春期にハマって読んでましたが、
今読んでも同様な興奮を味わえると思います。
(高校の図書室に入ってた本は、冒頭にカラー口絵があって
ランボオのポートレイトが載ってました。
この本、卒業記念に真剣に戴こうかと思った本のうちの1冊です/笑)
ぜひ小林秀雄訳で読んでくださいませ(笑)。
もっともっと、シビれちゃう詩が載ってますよ〜!

純文学の人にしては、読みやすいんじゃないかと思います。
(『犬身』もエンタメみたく、するする読めちゃう面白さ!)
ぜひ!猫のゆりかごさんの感想も楽しみにしてます。
どこのどんな言葉が良かったかも、合わせて教えてください。ぺこり。
comment by: 七生子 | 2008/02/04 1:00 PM
>タナカさん

コメントありがとうございます♪

色鉛筆燃やす詩、ですか?上で挙げた以外の箇所については、覚えてません!(汗)
でも、詩集ならいくつかありますので、ぜひタイトルを見つけ出して差し上げますわ。
見つけ出したら、ご連絡しますね。

タナカさんがご紹介くださったケストナーの言葉、
それと同様な意味を持つような言葉が『飛ぶ教室』でもありました。

   子どもの涙はけっしておとなの涙より小さいものではなく、
   おとなの涙より重いことだって、めずらしくありません。 
   (第二のまえがきのあたり)

ケストナーの自伝的小説らしいですね>『飛ぶ教室』。

> よる年波には勝てませんね…。
 まったくの同感でございます。ううう(涙)。
 間違って覚えていたり、うろ覚えの箇所の確認作業で
 これだけあげるのでも大変でしたー(涙)。



comment by: 七生子 | 2008/02/04 1:13 PM
>タナカさん

お探しの詩、判りましたよ!「近代の寓話」収録の「秋」という詩です。
(岩波文庫の『西脇順三郎詩集』(絶版らしい…)に収録されてるらしい)
ちょっと引用すると、

 タイフーンの吹いている朝
 近所の店へ行つて
 あの黄色い外国製の鉛筆を買つた
 扇のように軽い鉛筆だ
 あのやわらかい木
 けずつた木屑を燃やすと
 バラモンのにおいがする
 門をとじて思うのだ 
 明朝はもう秋だ

当たりでした???
 
  
comment by: 七生子 | 2008/02/04 1:36 PM
これです!
ありがとうございます。
「明朝はもう秋だ」、をよくおぼえています。
かっこいいですね。
でも、いったいなにで読んだのかはおぼえておらず…。
田村隆一さんの本に引用されてたのだったか。

「飛ぶ教室」は読んだことないんですよね。
この記憶はたしかです(たぶん)。
するとなにで知ったのか、謎は深まるばかりです。
comment by: タナカ | 2008/02/04 6:58 PM
>タナカさん

手元にあんちょこがあったので、さほど苦労せずに見つかりました。
こちらこそ、素敵な詩を教えていただいて喜んでます。
バラモンのにおいって!(笑)
明朝はもう秋って!(笑)
感覚的に訴えてきて、格好いいですねー。

気になったので検索したら、近所の図書館に所蔵されてるようです>『子どもと子どもの本のために』。
読んで確かめてみようかな。
そして依然として田村隆一さんについてのエピソードを
どの本で読んだのか、思いだせない私です。
小池昌代さんかと思ったけど違うし、荒川洋治さんかな?佐野洋子さんかな?(滝汗)
comment by: 七生子 | 2008/02/05 11:10 AM
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どこまで行ったらお茶の時間

本を買うのも読むのも借りるのも大好き!
とにかく本が好きな私七生子が、読了本の感想など綴ってます。
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