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たらいまわし-本のTB企画「第14回 時の文学!」

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たらいまわし企画も14回目なんですね。
第14回目の主催者さまは、「Breezy days」のsa-kiさんです。
今回のお題は「時の文学!」!!
さて今回のお題ですが、「時の文学!」です。ネット休眠中は一日がとても長〜く感じられ、普段以上に時の流れを意識していました。そこで、この機会にじっくり「時」に思いを馳せてみるのも良いんじゃないか・・・と考えた次第です。
小説だからこそ可能なタイムトラベル、交錯する2つの時間軸(過去と現在、現在と未来、現実とパラレルワールドなど)、巧妙に仕組まれた時刻表トリック、時計が作中の重要なアイテムである、時間を忘れるほどのめり込んでしまった、など「時」にまつわる文学ならなんでも!

とのこと。
ちょっと考えただけで、いくらでも出てきちゃいそう〜。ぐふふふふっ。
さほど読んでる訳じゃないんですが「時間SF(かFT)」で考えてみます。

真っ先に思いついたのは、ポール・アンダーソンの『百万年の船』。
人間の中に稀に生まれる不死人。さまざまな歴史のシーンの中での不死人を描くSF…なんだけど、先にBryumさんが挙げてらっしゃるし、全3巻のうち2巻の途中までしか読んでないし…(汗)。
その代わりにBryumさんが挙げてらっしゃる『夏への扉』を見て思い出した
「たんぽぽ娘」(文春文庫『奇妙なはなし』収録)を挙げさせていただきます。
リリカルSFとして有名らしいですね〜。私もオススメされて読んだのですが…
うーむ。9月の陽射しと自然の中、ノスタルジックな美しい話だと思ったものの、
まさしく「男性の浪漫の物語」としか思えず、共感しづらかったような(汗)。

同じ時間SFなら、梶尾真治『クロノス・ジョウンターの伝説』や
「美亜へ贈る真珠」のが断然好き好き好き(*^^*)。
『クロノス〜』は“人間を過去に連れて行ける機械がある。過去には数分しかいられないし、人間の場合、過去に行った反動で戻ってくる場所が出発した時点より未来である。”というタイムマシン「クロノス・ジョウンター」を使った“時間SFと恋愛”なんですが、とにっかく!!問答無用で読めッ!ですね。
描かれる愛の姿に胸打たれること、間違いなしです。うううっ(涙)。
今秋、伊藤英明とミムラ主演で映画化されるとか。ふ、不安だ〜(汗)。
原作の雰囲気が壊されないよう祈るばかりです。
こちらも多くは語りませんが、リリカルSF「美亜へ贈る真珠」も断然オススメ。
ラストシーンの美しさったら!!うううっ(涙)。
カジシン作品の中では、一番好きな短編です(*^^*)。
「美亜へ〜」って、大好きな佐藤史生「金星樹」にちょっと似てるんです。
私は先に「金星樹」を読んで知っていたんですが。
長い間品切れ絶版だったこの作品、どうやらポプラ社刊『時空の旅』に収録され、
読めるようです。わーい♪
児童書扱いですが、他に星新一「午後の恐竜」など7編収録されていて、
大人の私でも、つい欲しくなっちゃう1冊です(*^^*)。

“時空を超えちゃう”って事ならば、大原まり子『タイム・リーパー』もオススメ。
30年もの年月をタイム・スリップしてしまった主人公徹。徹のタイム・リープ能力をめぐって特殊警察(KLO)と未来のタイム・パトロール(IEO)が争奪戦を繰り広げる…というお話。
なんと云ってもこの作品では、歴史が“介入・書き換え可能で一つではなく、
あるべき歴史の他にいくつもの時の流れが重なり合って存在してる”と、
語られてるのが面白いです〜。ちゃんと恋愛の要素も盛り込まれていて。
すんごく面白い作品なので、絶版じゃなければいいんだけど。
山之口洋『0番目の男』も。こちらは“時間SF+恋愛”が入ってるクローンもの。
「私が5人位いたらいいのになあ」と誰もが一度は願うと思うのですが、
そんな願いを木っ端微塵に打ち砕いてくれる話(笑)。
短いけど、なかなかによくできた素敵なお話です〜。

出産で入院中に読んでいたのが『未来少女アリス』。
そう、題名から分るように『不思議の国のアリス』の影響下に創作された作品です
(「不思議〜」「鏡〜」に続くアリス、第3番目にして最後の冒険という設定)。
アリスが1860年から1998年の世界へとタイムスリップ。「不思議〜」同様シャレや言葉遊びのオンパレードで、さぞかし翻訳にご苦労されたんじゃないかと思うんですが、迷い込んだ未来世界がとにかくサイケでぶっ飛んでる!自動人形のアリスまで登場しちゃうんですから!アリス好きな方には、ぜひご一読を。

児童書ではスーザン・クーパーの『影の王』を。アメリカの少年俳優がタイムスリップした先は、16世紀のロンドンのグローブ座。本物のシェイクスピアに指導を受けて〜というお話です。多少の不満があるものの、現代と400年前との文化の比較(新鮮な驚き)や、ラストのひねり(互いが、時空を超えて呼び合う「必然」の存在だった)、とどめの意外なオチに唸っちゃいました。読了感のよい余韻にひたれる物語です〜。

はふぅ。ムアコックの転生し続けるヒーローの話“永遠のチャンピオン”シリーズ(コルムが大好き♪“エルリック・サーガ映画化”はどうなったの?)とか、平谷美樹『君がいる風景』も挙げたいんですが、このヘンで。
つい調子に乗って、たくさん挙げちゃったよ〜(汗)。

クロノス・ジョウンターの伝説美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇時空の旅タイム・リーパー0番目の男<プラチナ・ファンタジイ> 未来少女アリス影の王
author: 七生子
[たらい回し企画] | permalink | comments(25) | trackbacks(21)
 
 

たらいまわし-本のTB企画「第13回 美しく妖しく… 夜の文学!」

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“性根を入れ替えて参加しますとも”と鼻息も荒く宣言していた割に、
前回は何を挙げようか、散々悩んでいる内に、
タイミングを逃して参加し損ねちゃいました。ぐすん。
第13回目の主催者さまは、「Ciel Bleu」の四季さんです。
今回のお題は「美しく妖しく… 夜の文学」!!
…爽やかといえば「朝」! 「朝」の反対は「夜」! ということで「夜の文学」ということにしたいと思います!(おぃ) ジャンルは問いませんので、夜が似合いそうな、あるいは夜をイメージするようなディープな美しさを持つ作品を教えて頂けると嬉しいです♪

とのこと。
私、爽やかな「朝」を感じる小説よりも、
妖しいお耽美な「夜」の文学のが好き好き大好き♪
ちょっと考えただけで、いくらでも出てきちゃいそう〜。ぐふふふふっ。




真っ先に思いついたのは澁澤龍彦「犬狼都市(キュノポリス)」。
たとえ先行する作品があろうとも
“誇り高き犬狼貴族との婚姻を超硬度の文体で幻想的に描き、
透明なエロティシズムを漂わせ”た作品は、まさしく「夜の文学」でしょう(*^^*)。

幻想つながりで古川日出男『アラビアの夜の種族』も(*^^*)。
ナポレオンによる侵略前夜のエジプトを舞台に、
語り部によって夜ごと語られる不可思議な物語。
物語は物語を生み、いつしか現実を侵食していく、、、、、、。
「語り」の魅力ある作品であるのと同時に“国の存亡を左右する本についての本”
だというのが、本好きにはたまらなく嬉しい作品なのです(*^^*)。
と云いつつ、語りに慣れるまでにちょっと時間がかかりましたけどねっ^^;。
(分厚い本だけど、ノッてきたら、一気に読めちゃいますぜ!!)

『妖女サイベルの呼び声』が大大大大だ〜い好きなパトリシア・A・マキリップ。
そのマキリップのすっごぉ〜〜〜く久々の翻訳作品『影のオンブリア』も
「夜の文学」と呼ぶに相応しいでしょう(*^^*)。
『妖女サイベルの呼び声』を想起させるような若い女性と少年との心の交流が
描かれていたり、敵なのか味方なのか、謎の青年が登場したりと
人物造詣も良いのだけど、過去の都の記憶を「地下世界」として内包する
オンブリアという都自身が、とても魅惑的なのだ。影の主役かも(笑)。
(主旋律に絡んでくる地下世界の住人、蝋人形娘の物語もいいのだ♪)

地下世界つながりでニール・ゲイマン『ネバーウェア』も。
下界と呼ばれる「もう一つのロンドン」を舞台にしたダーク・ファンタジー。
闇の世界であるじめじめした地下鉄や下水の中で繁栄する地下世界のロンドンは、汚いし猥雑だし危険で…でも現実の大都市ロンドンが色褪せてみえるほど
極彩色で魅惑的なのです。あらゆる時代のロンドンの記憶が、
地下世界では渾然一体となり遍在している設定もユニーク。
(あ、ちょっとこのヘン、『闇のオンブリア』に似ているかも)

そんな世界を舞台に“家族の仇討ちを誓う「どんな扉でも開けられる能力を持つ」少女ドア”“自分が所属する元の世界に戻りたいリチャード”の思惑が絡み合って
スリル満点ハラハラドキドキの冒険が繰広げられるのだから、
面白くない訳がないでしょう!!
もしロンドンを旅する機会があったら、もう一つの世界を覗き見てみたいと
思うこと、間違いなしです!!(残念ながらロンドンは未体験の私。ぐすん)

四季さんが『閉じたる男の抱く花は』をご紹介されている図子慧さん、
私も大好き〜♪
図子さんの著作から何か私も!と思い、1作品、ご紹介させていただきます。
『イノセント−沈む少年』も『ラザロ・ラザロ』も、妖しくも切ない愛の物語で
私は好きなんだけど、もっとストレートに「夜の文学」、行きます。
じゃーん。『媚薬』でございます。
一服盛らないと落ちないような男に執着するな。その結果が…この話^^;。
帯の通りのファンタジック・ホラーで、
幻想的で妖美できもわるでちょっと切なくて。
初期の魔夜峰央の漫画を連想させられるかもしれませぬ。
図子さんの一筋縄ではいかない恋愛ものが大好きなのです。おほほっ。

あんまり大昔に読んだから詳細は忘れてしまったけど、
2つの月がある世界を舞台にした小沢淳『月王譚』は、
タニス・リーの作品に色濃く影響されている物語ですね。
リーのような妖しくも極彩色の彩りではなく、
青白く冴え冴えとした月の光が全編に降り注いでいるような印象ですが。
(『月王譚』にも登場する天狼が再度登場する番外編『北斗星綺譚』もあります)
現在品切れなのが、ほぉんとに残念!!

うわっ。
今回はな〜んか私には珍しくファンタジー作品ばかりのセレクトですな。
『真夜天』とか(笑)、つい最近読み終えたばかりの
倉橋由美子『よもつひらさか往還』(→感想)とか
須永朝彦『就寝儀式』(表題作しか読んでない〜。お耽美な吸血鬼モノ)とか、
まだまだたくさん「夜の文学」がありますけど、このヘンで。

澁澤龍彦初期小説集アラビアの夜の種族影のオンブリア
ネバーウェア媚薬薄月夜の恋人―北斗星綺譚
author: 七生子
[たらい回し企画] | permalink | comments(20) | trackbacks(12)
 
 

たらいまわし-本のTB企画「第11回 『旅』の文学!」

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ここ数回、あれこれ唸って考えているうちにTBのタイミングを逃し
参加し損ねていましたが、今回から性根を入れ替えて参加しますとも。
第11回目の主催者さまは、Mlle.Cさんです。
今回のお題は「『旅』の文学!」
私は旅が好きです。つねに漂泊の思ひがやむことはありません。しかし一応職業を持つ身としてはそうそう放浪ばかりしているわけにもいきませぬ。そんなわけで、みなさまに「旅」の本をあげていただいて、せめて心だけでも別世界へ飛ばしてもらおう!と思った次第です。
といっても、何も紀行文学でなければいけないというわけではありません。「旅」を感じさせてくれるものならなんでもOK。精神的なトリップでも可(←ちょっとあぶないぞ)。そのへんは広義に解釈していただいて結構です。

とのこと。「旅」って読むのも出かけるのも大好きです〜♪
つい最近読んだ「ハチクロ」7巻でも、竹本クンが自分探しの旅に出てましたね。
その旅の途中で立ち寄る場所が実際に私も訪れた事がある場所で。
何かを掴んだ竹本クンのようすに感動して胸を熱くしている一方で、
ぢつは、自分の旅を懐かしく思い出して反芻してたんでした(笑)。
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author: 七生子
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たらいまわし-本のTB企画「第八回 あなたが贈られたい(贈りたい)本はなんですか?」

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あれこれ考えていたら、すっかり出遅れちゃった。今から参加しますです。
第八回目の主催者さまは、『ChocolatBaby』のせいこさん。
今回のお題はズバリ「あなたが贈られたい(贈りたい)本はなんですか?」
ということで、皆様が贈られて嬉しい本を教えていただけると嬉しいです。
それぞれこだわりのある本好きの皆さまは「下手な本の贈り物よりも図書カードのほうがいいわ」と思われるかもしれませんが、ま、それはちょっとおいといて・・・(笑)。
この際、「お値段が高くて自分では買えない」本でも「読んでみたいけど自分で買うのは恥ずかしい」本でも「こんな本を贈られたら私はイチコロ」な本でも、もちろん「自分が読んで感動したので他の人にも読んでもらいたい」という本でもかまいません。
贈られたい本、贈りたい本、みんなでいっしょにサンタにお願いしませんか!?

クリスマスシーズンにぴったりのお題ですね〜♪
でも12月生れの私にとって「クリスマスより、誕生日プレゼントよッ!」
“誕生日プレゼントとして贈られたい本”で考えてみま〜す。
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author: 七生子
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たらいまわし-本のTB企画「第七回 20代に読みたい本は?」

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第七回目の主催者さまは、私がたらい回しした(うきゃ)
コウカイニッシ。のあさこさんです。
今回のお題はズバリ「20代に読みたい本は?」
20代に読んで印象に残っている本でも、20代の時に読みたかった本でも、今時の20代に読ませたい本、いま読んでいる本、でもかまいません。モトネタは林真理子の『20代に読みたい名作』なのですが、名作ばかりではなくて、もっともっとたくさんの個性的な意見が聞きたい!読みたい!そして、20代のうちに読んでおきたい!(私が)などという、かなり自己満足なお題で申し訳ないのですが、よろしくお願いします。皆様の愛のTBをお待ちしております〜。

20代…今となってはもう遠い昔だわ(涙)。
心だけは、幾つになっても20代だけど(←おい^^;)。
という訳で、あさこさんのために(?)、「私が20代で読んでよかった本」と
「20代のうちに読んでおけば良かったと後悔している本」のご紹介です。
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author: 七生子
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たらいまわし-本のTB企画「第六回 あなたの棺桶本は?」

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たらいまわしファンのみなさまがた、大変お待たせいたしました。
すっかり遅くなりましたが、ついに第六回目のたらいまわしトラックバック企画の発表でございます。
第一回目のAZ::はんなり、あずき色のウェブログ☆:さん、二回目のおかぼれもん。さん
三回目のやっぱり本が好き-LINの読書日記さん、四回目の日々のちょろいもさん
そして回してくださってありがとう(涙)のdarjeeling and bookさん
うーん。みなさん、ついついトラックバックしてコメントしてしまいそうなお題ばかり(汗)。
ううう。もしかして私のだけ、ちょっと毛色が違うかも(汗)。
でも…ぜひぜひみなさんにお聞きしたいのっ!!

じゃーん。第六回目のお題は「今現在のあなたの棺桶本を教えてください」。

あなたの「もしもの時があった時は、私のお棺にぜひ入れて頂戴な」と遺言して
あの世にまで持って行って読みたいほどのお気に入り本(執着本)とは、どんな本でしょうか?
ぜひぜひこっそり教えてくださいな(*^^*)。
中には「えー?まだ巡り合ってないよ〜」という方がいらっしゃるかもしれませんが、
今現在って事で、ひとつ回答してやって下さいませ。ぺこり。

次回第七回目の主催さまですが、さんざん悩んで悩んで悩んだんですが、、、
コウカイニッシ。のあさこさん、よろしくお願いしま〜す。
私よりうんと若いのに(汗)、いろんなジャンルの本を貪欲に読んで感じまくってるあさこさん。
あさこさんの若い感性に期待してますよ〜。ヨロシクね〜!!

と言う訳で、私の棺桶本。
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author: 七生子
[たらい回し企画] | permalink | comments(26) | trackbacks(22)
 
 

たらいまわし・本のTB企画第5回「あなたが感銘を受けた本は?」

たらいまわし・本のTB企画に今回から参加しちゃいます。
第5回はかっこーさんからのお題「あなたが感銘を受けた本は?」。

どなたも真っ先におっしゃってますが「感動」と「感銘」は違うのよね。
本読むとすぐに「感動」しちゃうけど、その分、忘れるのも早いのだ〜(汗)。
この2日間、うんうん唸ってようやく「感銘を受けた本」を思い出しましたとも♪

一冊目は吉野源三郎君たちはどう生きるか『君たちはどう生きるか』
大学1年の夏休みに「読んで感想文提出!」と言われ、半ば強制されて読んだものの、
「うわ〜!!世の中にはこんなスゴイ本があったのか〜!!」
むちゃくちゃ感動して、しばらくの間、マイ生涯の一冊の座に君臨し続けた本です。
あんまり昔に読んだから「感銘を受けた本」としか覚えてないのが残念ですが(汗)。
わりと最近、著者の吉野源三郎とは個人の名前ではなく、山本有三も参加した啓蒙グループの総称
だとダンナから聞かされ、軽いショックを受けた私です(汗)。

「「感銘」とはちょっと違うのかな?」と思いつつも、二冊目には金正美『しがまっこ溶けた』を。

しがまっこ溶けた―詩人桜井哲夫との歳月
しがまっこ溶けた―詩人桜井哲夫との歳月
金 正美

在日3世の女子大生ちょんみと、ハンセン氏病患者だった詩人桜井哲夫(哲ちゃん)との
温かい友情を描いた作品なんですが、人間としての尊厳すべてを奪われ生きてきた人達が居たという驚き。そして、その存在を国によって隠蔽されてきたという事実に、強い怒りを感じました。
そんな過酷な運命の中、明るくチャーミングで茶目っ気たっぷりに振舞う哲ちゃんの姿に
笑みがこぼれながらも、胸を打たれてただただ涙。
ちょんみとの出会いから、少しづつ人間としての尊厳を取り戻していき、ついには
「しがまっこ溶けた」。うううううう。泣きじゃくりながら読んでいたような(←泣き虫なので^^;)。

数年前にハンセン氏病が話題になったけど、ちょうどその時期に人にススメられて読んだのかな?
名称だけは知ってたけど、病気の事、患者だった人達が歩んできた人生については何も知らなくて。
「知ろうとしない事も、また罪なのかもしれない」ものすごい衝撃を受けた記憶があります。
この本の存在を知って読んで、本当に良かったと思ってる私です。

                         スペード

かっこーさんに次回「たらいまわし・本のTB企画」の主催に指名されてビビってます(滝汗)。
ど、ど、どうしよう。ドキドキ。
当分の間、「お題を何にしよう?」で、眠れない夜を過ごしそうだわ〜(汗)。
author: 七生子
[たらい回し企画] | permalink | comments(6) | trackbacks(7)
 
 

どこまで行ったらお茶の時間

本を買うのも読むのも借りるのも大好き!
とにかく本が好きな私七生子が、読了本の感想など綴ってます。
ドンナ・マサヨの悪魔 六本指のゴルトベルク 遠くの声に耳を澄ませて 恋細工 ジョーカー・ゲーム きりこについて 山魔の如き嗤うもの (ミステリー・リーグ)